2011年11月15日火曜日

プレ神話的洞窟と紅葉した荒川渓谷


三峰口駅前からバスで三峯神社へと向かう途中には、紅葉の絶景そうなところや谷の向こうには縄文人が住んでいたという洞窟などが見えて、途中下車して寄ってみたいような場所がいくつかありましたが、一日に3往復しか走っていないバスでの途中下車は無謀ってことになってしまいます。バスの中から撮った写真は、窓ガラスが汚れていたので、朝日に輝く「汚れ」を撮影したみたいなものになってしまいました。
表参道を降りてくる途中に滝があって、ずいぶん昔に建てられたような説明看板には、サンショウウオがいると書かれてました。「清浄の滝」は、落差10メートルほどの小さな滝ですが、清涼な感じが漂ってました。
「国立公園奥秩父三峰山表参道これより約2時間」という看板のあるところまで下ってくるのに途中で10数分くらい食事休憩しましたが、ちょうど2時間かかりました。落差は、20メートルくらいありそうな「竜門の滝」がありました。滝の水は、エメラルドグリーン色の荒川へと流れ込んでいます。渓谷と紅葉がとてもきれいでした。
なんとバスの車窓から見えた縄文人洞窟がすぐ近くにありました。「神庭洞窟遺跡」という名前でした。12000年前の石器、土器、人骨やいろいろな動物の骨が発見されたそうです。少し離れたところには、「神庭鍾乳洞」があって、ちょっとだけ入れるようになっていましたが、全然鍾乳洞らしくありませんでした。
「大輪」というバス停に到着したのは、午後3時ちょうどでした。次にやってくる最終のバスは、午後4時20分通過予定です。三峰口駅までの所要時間は、たったの「10分」になっていました。三峰口駅前から三峯神社までバスは20キロ以上、約50分も走るのでとても歩ける距離ではないと思っていましたが、、、なんだか誑されたような気分です。推理小説のトリックにでもなりそう(^^;)
1時間20分も待っていられないので、歩くことにしました。もしかするとバスより先に駅に着けるかもしれないと思いましたが、次々と「絶景!!」があらわれ、、あちこちで立ち止まって写真を撮ったので、残り約1キロくらいのところでバスに抜かれました。それと同時くらいのタイミングで、婆さんが散歩させていた犬が急に近付いてきて右足の膝の後ろあたりを噛みました(T_T) 噛まれたのは、ジーンズの生地が大半でたいして痛くはありませんでした。何が犬を刺激したのか、なんだったのでしょう???
陽が陰ってしまっていたのが残念ですが「金蔵落としの渓流」と呼ばれている荒川上流V字谷を見下ろす紅葉観賞スポットも通りました(^^)

2 件のコメント:

  1. 三峯神社は奥多摩にあるのかと思っていましたが、埼玉県にあるのですね。 ググったらなるほどなるほどと目からうろこでした^^; 峯と峰が古峯神社と同じような関係で出てきますね。「中世以降、日光系の修験道場となって、関東各地の武将の崇敬を受けた」とあり、
    古峯神社を訪れたばかりのオイラとしては当時の人々のとらえた地域の広がりを感じたような気になりました。オイラの小さいころは子供心に「人さらい」という言葉が生きていて、脈絡もなく遠い記憶の底から呼び出され、あの言葉の持つ怖さは何だったんだろう。海外にばかり興味をいだいていたので、一人で見知らぬ国にでも出かけられるようになりましたが、こころのミッシングリングを知りました。

    姫には開眼させられるばかりです。もう、姫をオイラの御神体にしたいです!! いつもすばらしいブログをありがとう^^

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  2. 婆さんの犬に噛まれて狂犬病は大丈夫なのでしょうか?
    大した傷でなくても犬の唾液にバイキンは居ないでしょうか?
    散歩に大事な足をやられて、化膿しなければ良いのですが__
    見知らぬ婆さんの躾の悪犬にやられて被害届も出してない。
    大丈夫でしょうか?(T_T)

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