2011年9月27日火曜日

国滅び、異国で出世神と成る王


高麗郷古民家・旧新井家住宅の一般公開は、10月2日までということなのでもう一度見ておくことにしました。誰も行かないようでしたが、建物の裏側へ入りこんで一回りしました。予算の関係なのか整備もされていないので後ろから見るとまるで別の建物のようでした。
日和田山(標高304m)に登りかけたのですが、、、案内掲示には、山頂を経由して高麗神社の方へと行けるような道が記載されていないのでやめてしまいました。
「カワセミ街道」を通って、「聖天院」へと行きました。参道脇の田圃には、稲が天日干しされています。ここの山門は、江戸時代に建てられたもののようです。「雷門」と書かれた大きな提灯が下げられているので、浅草寺と同様に「雷門」と言うのかもしれません。門の後ろに見える急な階段の先は拝観料300円が必要です。
現在は、真言宗智山派の寺になっていますが、751年(天平勝宝3年)創建当時は「法相宗」だったそうです。高麗王若光の菩提を弔うため王の守護仏聖天像(歓喜天)を本尊としたと伝えられます。これも弘法大師作の不動明王へと変更されました。
山門の横の方に「王廟」があります。つまり寺の外に高麗王若光の墓が存在するわけで、これがなぜなのか謎です。墓には韓流スターの写真なども捧げられていました。
山門の前まで来たら傘がいるくらいの雨が落ちてきてしまいました。高麗神社に寄ってから歩いて高麗川駅へと向かいました。

2 件のコメント:

  1. >国滅び、異国で出世神と成る王
    じゅぴ太夫さんは訪ねた所をきちんと表現する。天性なのでしょう。オイラにはでてこないです。今回の日記も、内容ときれいなヌードがぴったりキマッテいますね^^ 彼女はじゅぴ太夫さんなのですか。じゅぴ太夫さんのお孫さんですか。

    高麗郷古民家・旧新井家住宅では、オイラも建物の裏側へ回りこんで写真をばちばちとりましたよ。行動が似ているね^^v

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  2. 法相宗、wikiしてきました。事物は縁起に依るという依他起性、それに気付かずに執着するという遍計所執性、縁起を覚って円らかになる円成実性。これを三性というそうですが、なるほどと思わせる文面。太古の昔も今も生き様はあまり変わらないのかなと思いました。

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