2011年9月17日土曜日

界隈のだらだら祭なる人出


お台場・船の科学館の横に停泊していた帆船「海王丸」を朝9時過ぎに見に行ったら、、、出港してしまった後でした。昨夕は、まだ停まっていたと思うので、今朝早くの船出だったのでしょうか?
ところで「船の科学館」は、建物の老朽化を理由に今月いっぱいで閉館してしまうようです。競艇の収益からの寄付がなくなってしまったのですかね??? 7月から入場料も700円→200円と”閉店セール”みたいなものです。ほとんど船の模型が展示されているだけみたいな感じなので、あまり熱心に展示物を見たことがないのですが、ここの展望台からの景色はけっこう好きです(^^) 「青函連絡船“羊蹄丸”無償譲渡の公募」には、35件の申し込みがあったそうです。
バスで浜松町駅前まで移動しました。さて、今日は都営地下鉄には乗らずに六本木まで歩きます。
東京メトロが配布している「沿線だより」というイベントガイドに載っていたのを見て、「芝大神宮」の「だらだら祭り」に寄ってみました。
9月11日から21日までの11日間”だらだら”続くというお祭りだそうで、食べれば風邪をひかないと言い伝えられている「御前生姜」が縁起物として販売されているようでした。神社がどこにあるのか知りませんでしたが、増上寺に突き当たる通りに提灯がいっぱいあったので、入口が分かりました。午前9時半くらいだったので、参拝の人は少なくて、わずかに何軒かでている屋台も準備中でした。
昭和41年に建造された「お手水舎」は「四本柱の外側に二本の柱が棟を支えている神明造りを形どったもので全国でも稀に見る珍しいもの」と説明看板がたってました。星野立子「そよりとも風はなけれど夜涼かな」の句碑があったのが、なんだか意外でした(^^)v
増上寺の山門楼上の中に「一般人がいる!!」のでびっくりしました。増上寺のHPによれば、「元和8年(1622)建立。増上寺が江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物で、国の重要文化財に指定されています。二階内部(楼上)には釈迦三尊像・十六羅漢像および当山歴代上人像が奉安されています。増上寺ではこの法然上人八百年御忌を記念し、通常非公開の「増上寺三解脱門」を一般の方々に広く公開致します。皆様お誘いあわせの上、この機会にぜひご参詣下さいますようおすすめいたします。」となっていました。「戦後初の一般公開」だそうです。9月17日から11月30日までで、拝観料500円です。「三解脱門」という名前で、なかに「釈迦三尊像」と「十六羅漢像」があるとのことです。この前「徳川家霊廟特別公開」(こちらも500円、もう終了しているかと思ったら来年の一月末まで公開延長とのこと)を見たばかりなので、またの機会にしておきました。
東京タワーの一番上の部分は、目で見て分る程度に曲がっていました。

4 件のコメント:

  1. じゅぴ太夫さんほどではありませんが、オイラも サムライの心のありかはどのへんにあるか興味があったので、日光に行った時 奥の院(?)の霊廟に立ち寄りました。鶴とか亀の像などが置いてありましたが『質素』な光景でした。江戸の権力者はほんとうに偽りなく征夷大将軍と自己規定していたんだなあと思いました。そうでなければ、霊廟をもっと権威付けするとおもいましたから。精神的支柱は仏教や天皇にあるのですね。

    じゅぴ太夫さんのきょうの観察記録もほうんとうにすばらしい!! オイラの日記だと主観だらけでウィキにあるような「検証」マークがいっぱい貼り付けられてしまいそう。

    (^-^)

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  2. そこって、、、眠り猫の下を通っていった先ですよね。あれだけ華美過美の東照宮陽明門があるのですから、墓までキンピカにしたら笑いものでは???

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  3. 東照宮陽明門は支配下の諸侯・臣下のための政治的演出と思うのだけど。霊廟を見て、徳川家は北関東に住みついた源氏の一派であったわけでしょう、この出自を崩さなかったと思いました。

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  4. あそこは振興財団で、役人の天下りをあまり受け付けなかった。だからぼちぼち潰しに来たって所かな。存続したいなら我々や先輩をもっと取れみたいな図式(・・)。あそこ、展示館いらないから船だけ並べておいて欲しい。その方がよほど役立つ様な気がします。

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