2011年9月13日火曜日

監督不行届につき失格とス。


オフィスと商業施設とが巨大融合したような「東京ミッドタウン」とか「アークヒルズ」などは、もうすでに半ば死語かもしれませんがまるで「勝ち組」の要塞のようで、よほどの用事がなければ行きたいと思いません。
今日は、「六本木ヒルズ」で映画を観ることにしました。平野勝之監督作品『監督失格』です。「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」で先行ロードショーされていて、来月からは宮城から福岡まで13劇場で公開になります。
場所が場所なので、観客が極端に少ないなんてことはないとは思っていましたが、午前11時45分からの分は、126席あるところで半分強程度の入りでした。そこそこ客が入っても「満員」になってはいけない映画のような気がしていました。
ずいぶん昔に公開された映画のリメイクでもある内容なのですが、映画が始まって、平野監督と林由美香が東京から自転車で北海道利尻島へと向かう場面からなぜか涙がでてきて、終わりまでずっと自分の涙で歪んだスクリーンを観ていました(^^;)
どれほどの作品を撮ったのかは詳しく知りませんが、平野勝之はずっとカメラマン兼役者であって、この作品によって初めて「映画監督」に成り得たのではないかと思いました。女優・林由美香の事故死がなければ、この映画も世にでることはなかったのかもしれません。とんでもなく凄い映画でした。でも「がんばったのに監督失格ね」と林由美香は笑っていそうです。
この映画を観たことで、、、いつか「野方ホープ」のラーメンを食べに行くことになりそうです(^^)
今日は映画の後で、あちこちまわる予定だったので都営交通の一日乗車券(700円)を使ったのですが、映画が重すぎて真っ直ぐ帰宅してしまいました。470円分しかバスと地下鉄に乗りませんでした。

3 件のコメント:

  1. そんなに感動した映画だったんですか…
    俺もみたら、涙が止まらなくて、すごく疲れちゃう
    かも知れませんね…

    重みのある映画って最近はちっとも観てません。
    すごいですね…俺も行ってみようかな…><

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  2. 予告編観ました…
    もうすでにヤバイ…って感じでした。
    胸がスースーいってます…><

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  3. 映画は仕事で観る試写会以外は、ずーっと行ってません。最後は・・・16ブロックだな。最近はDVDもレンタルせずケーブルのドラマばかり。よほど作りがいい。お金の問題なんでしょうね( ..)φ

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