2011年8月8日月曜日

生まれては苦界、死しては……


雑司ヶ谷霊園からは、すぐそこにサンシャインビルが見えます。「サンシャイン水族館」は、オープン初日より混んでいることはないだろうと考えたのは大間違いでした!!
一階からエレベーターに乗るのに「180分」以上も待つという行列ができていました。別のエレベーターを使うとか、10階分の階段をのぼれば3時間も待つこともないとも思いましたが、とんでもない混雑であることは確かなので、あきらめてサンシャイン60展望台へ行きました。同じ事を考えた家族連れでこちらも盛況でしたが、晴れているのに視界が悪くて、スカイツリーも幽かにしか見えていません。
都電沿いに歩くことにしましたが、大塚駅を過ぎるともう都電に沿った道はなくなって、変な方角へ歩いてしまわないようにするには、都電をジグザグに跨いで歩くしかないようでした。
踏切から数メートル離れていて、通路はないのに線路に面した方に門や郵便ポストがある家も存在していました。たぶん線路を歩いて家に出入りしているのだと思います。踏切を渡った先が袋小路になっていることもあって、戻って次の踏切を渡り直すこともありました(^^;)
巣鴨とげぬき地蔵のある通りの商店街入口をも通り越して、やっと都電の新庚申塚駅と西ヶ原四丁目の中間にある「妙行寺」に到着しました。墓地の中に赤い鳥居が建っています。その先に「お岩様」の墓があります。寺は、明治42年に四谷から移転したそうです。田宮家は現在も存続している家なので、新しい墓も建てられています。
「お岩様に塔婆を捧げ、熱心に祈れば必ず願い事が成就する」と由緒書きにあります。けっこう大きな寺で広い墓地ですが、他に誰もおりませんでした。
西ヶ原四丁目駅から都電に乗って終点の三ノ輪橋駅まで行きました。30分ほどでした。またもやついででごめんなさいながら荷風の詩碑のある「浄閑寺」に寄りました。1855(安政2)年の大地震では、たくさんの吉原遊女が投げ込み同然に葬られたことから「投込寺」と呼ばれるようになったとのことです。荷風は、しばしば浄閑寺を訪れ自らもこの寺に葬られたかったようです。

2 件のコメント:

  1. ときどきからだに水補給してください。熱疲労に注意^^
    でも日記は読みたい!!

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  2. 先日納品で飯田橋に出かけたとき、高速から完成したスカイツリーを見ました。印象は、でかい。。。。それだけ、かっこいいとか、おおとか何の感動もなかった。下品な建物がまた増えたな、くらいの受け止めでした( ..)φ

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