2011年8月15日月曜日

人に呼ばれぬ一夜花


「カラスウリ」は、よく陽が当たって、”人が手入れをしない”場所がのびのびと生育する重要な条件のようです。
毎年、8月になるとカラスウリの花を写真に撮っていますが、今年はひとつも咲かないのではないかと危惧しておりました。
と、言うのも昨年の秋にまだ実が熟さないうちに殆ど刈り取られてしまったからです。駅から徒歩一分くらいのところにある車は通れない道沿いの生け垣です。そして今年のお盆前には、そこの家の主人らしき爺さんが2、3日続けて早朝に生け垣の「手入れ」を熱心に行っていました。
それでも例年より小さいながらいくつか花が咲きました。夕方から開花して薄明が始まる頃には花は閉じてしまいます。一夜限りで、もうお終いです。たぶんカラスウリの花の99.999%以上は、人に見られることなく咲いて萎むのだと思えます。
今の時期、薄明の頃には地中から次々と蝉の幼虫が這い出して来ていることでしょう、、。



2 件のコメント:

  1. じゅぴ太夫さんの撮るフォトやっぱりいい!! 瀟洒な刺繍のような純白のカラスウリ じゅぴ太夫スタイル シビレマス!

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  2. ニイニイゼミから始まってツクツクホウシで終わる蝉の季節は昔の話ですね(T_T) いきなりミンミンゼミが鳴いて法師の声も聞かずに夏が終わる。
    太夫さんは ひぐらしの声も効いてるでしょうね(^^)
    山田ではニイニイゼミがいませんでしたが、ひぐらしのことをカナカナと呼んでました~~~
    ギンヤンマの年増はバンと呼び大年増はオオバンと呼んでましたが、オオバンを糸で繋いで空中を舞わせると効率良くギンヤンマのオスが捕れました!

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