2011年8月4日木曜日

狐の嫁入り狸の婿取り


快晴かと思っていたら慌ただしく雨が降ってきたりと朝から大忙しのお天気でした。きっと傘を携帯していても全く使わなかった人もいれば、傘がないのに雨に追いかけ回された人がいるかもしれません。
午前9時40分頃にJR日暮里駅に到着しました。昨日、蝉の鳴き声を聞いていないと書いたばかりですが、谷中の墓地ではけっこう蝉の声がしていました。
八月の恒例という感じで、「全生庵」での「三遊亭圓朝コレクション幽霊画展」を見に行きました。日暮里駅から全生庵へと向かう途中にある「朝倉彫塑館」はまだ工事中でした。4~5年かかっての改修のようです。
「全生庵」は、明治16(1883)年に山岡鐵舟によって建立された臨済宗の寺です。
「幽霊画展」は午前10時からなので、先に圓朝の墓にお参りしておきました。「拝観志納金」は、500円です。展示内容は、毎年同じなのか少しは入れ替えているのかよく分かりません(^^;)
数えると39幅の幽霊画が展示されていました。全部で何体の幽霊が描かれているか、数える度に違ったりするようです(笑)
「伊藤晴雨」の作品は、よく探せばどこかの美術館にあるのかもしれませんが、まだ直筆画はここでしか見たことがありません。圓朝作『怪談乳房榎』に取材して描かれたものが見られるだけで十分という感じがしています。
尚、写真撮影はできません。
(掲示写真は、伊藤晴雨「怪談乳房榎図」の一部分を画像処理しています)

3 件のコメント:

  1. 西洋の魔女にも通じるものがありますね。あるいは西洋の魔女絵などもすでに観ていたのでしょうか。いずれにしても日本の鬼絵幽霊絵は世界第一級ですよね。ほんとにすばらしいものをありがとうございました。

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  2. あっ、もしかするとryujiさんお得意のああ!!勘違いが含まれちゃっているのかもしれませんが、「怪談乳房榎図」に描かれているのは、「重信」という男の幽霊です(^^)/

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  3. 8月6日から新橋演舞場で始まった「八月花形歌舞伎」第三部の演目となってました。「中村勘太郎四役早替りにて相勤め申し候
    」となっています。一般女性との交際も噂される中村獅童も出ます。
    料金は、14000円~2500円です。

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