2011年6月21日火曜日

本当に元気なのか?日光!!


寂光の滝から女峰山を登り始めたのは、午前9時20分くらいからでした。来るつもりの無かった場所なので地図は持っていませんが三、四年前に歩いています。その時は、途中で休憩などしないで歩けたように憶えているのですが、、、今回は、だいぶ登攀能力が低下してしまったようで、ほんの少し歩いては立ち止まって休んでしまいました。
少し登ると虫たちの大合唱で賑やかでした。標高が高くなると虫の声がしなくなり音のないような世界に思えました。
つづら折りの道ではなく、ひたすら真っ直ぐな山道です。東武日光駅前の標高が543mですが、標高約1400mのところまでゆくので、先日登った茨城の加波山(709m)よりも標高差があります。
”裏見滝・寂光滝分岐”地点には、午前11時50分の到着なので、標準的なペースよりも30分くらいオーバーしてしまいました。ここでV字ターンして、裏見の滝の方向へと下山します。
植林された木々がだいぶ伐採されて、登山道が明るくなったような感じがしていましたが、木が切られたことで登山道であることを示す目印もなくなったり見えにくくなっていました。三度ほど先に進めなくなって、引き返しては道を探すことになりました。
前回通った時に拾った木の枝を杖代わりに使って歩いて、帰るときにそれを林道と交差するところにある木に立てかけておいたのですが、、、なんとそのままの状態になっていました。
裏見の滝まで行くには、下山してからまた登らねばなりませんが、バリケードができていて「裏見滝遊歩道は、全面通行止めです。工事関係者以外立入禁止」の掲示がされていました。トイレは、新築されて大きな建物になっていましたが施錠されていました。トイレとはだいぶ離れた場所に「東日本大震災の影響で電気の供給が遅れているため、当分の間、トイレは使用できません。近くの公衆トイレ(車で約3分)」と貼り紙がありました。工事関係者のプレハブ小屋が建っているので、トイレの前に簡易トイレのひとつくらい置けば済むことに思えますが、コッパ役人の類は気の利かない人達なので仕方ありません。
本当に電気の復旧がされていないようで、浄水場の前では下請け丸出しのおっちゃん達がトラックから電柱を数本降ろしていたり、アース線のカバーをいくつか持って山に登っていました。
遊歩道の通行止めは、5月29日に始まって、10月25日までの予定となっていました。「工事が終わり次第解放する予定」とも書かれていましたが、急がないと紅葉時期に通れません!!
本当に元気なのか?日光!!

2 件のコメント:

  1. 凄い証拠写真だな。

    風とか、雨とか、動物とか、いくらでも、動いてしまいそうだけど。

    前回、と言ったって、3~4年前。

    ケルンなどだと、残っていることも、ありそうだが。

    びっくり、でも、なんか、嬉しかったのでは?

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  2. トイレを設置しないのは、恐らくですが、値段が折り合わないとかの理由で、適当な回収業者がみつからないためと思います。これとは全く違う状況ですが、前に聞いた事があります。

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