2011年6月1日水曜日

白黒付けてるみずうみ



水戸・偕楽園は、GW手前まで完全閉鎖されていたようです。千波湖を見下ろせる高台となっている南側の崖が地震で崩れてしまってました。園内にある孟宗竹林で採れた竹で柵を作ってバリケード化されていました。まだ入れない部分もあります。
晋の武帝の故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、梅の異名を「好文木(こうぶんぼく)」といったことから命名されたといわれている「好文亭」は、かなり地震で壊れてしまったようで「当分の間閉館」になっていました。
もう収穫できそうなくらいの大きさになった梅の実ができていました。梅以外の木々、、杉・桧などは、どれも「がんばろう日木!!」鉢巻きをしているのかと思いましたが、よく見ると「アース・カミキリホイホイ」が巻き付けられていました。初見です。そんな製品があるとは知りませんでした。
梅の花の季節ではないにしてもあまりに人が来ていません。それでも千波湖の周回コースは、ジョギングする人や犬の散歩をさせている地元の人がけっこういました。そんな人通りの激しい(?)ところのすぐ脇でコクチョウが卵を温めています。繁殖時期が決まっているわけではないのか、既にだいぶ大きくなったヒナ鳥や幼鳥もいます。
映画「桜田門外ノ変」オープンセットはまだ公開中でしたが、観光客が入っている様子はなさそうで、もしかすると運営スタッフのほうが多いのかもしれません。行き帰りで千波湖を一周歩いてしまいました。
千波湖にいるコブハクチョウは、昭和45年と47年に滋賀県彦根市からひとつがいづつ贈られたことが始まりで、コクチョウは昭和53年に山口県宇部市からひとつがい贈られたことから始まったそうです。今はどちらもかなりの数がいますが、みんな同胞ということなのでしょうか???

2 件のコメント:

  1. 好文木って線香は使ってるけど由来なんて考えたこともなかった。黒鳥の卵が白いのも知らなかった。烏の卵も白いのでしょうね? うずらの卵は白じゃないのに(T_T)

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  2. 白ウズラの卵も白じゃないですよね(笑)
    ヘビなどに見つからないように「迷彩」柄なのではないでしょうか???

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