2010年3月31日水曜日

春うららまだ遠し、春うらみ春のうみ



ごつごつとしたキューブ状のものが繋ぎ目に付いていて斬新なデザイン!?と思っていた東京港臨海大橋(仮称)なのですが、、、海に向かって右側は、もう殆ど取り外されて、スッキリとしてしまいました。

けっこう大きな客船が通過してますが、コンクリートの橋桁の高さにも達していないので、もっともっと大きな船でも通れそうでした。

新木場駅のあたりから肉眼で見るかぎりでは、まるで工事が進んでいない感じがするのですが、来年の開通予定なので、わっせわっせと頑張って造っているのでしょうね、、。

明日からもう新年度、、、不二家のペコちゃんが学生服を着ていました(^^) セーラー服ではないようでした。近所の桜は、まだ開花していません。



でも、春うららもう近し!!という予感\(^^)/

2010年3月30日火曜日

花冷え腹冷え鼻垂らし



とても寒い一日でした。

お台場からは、午後になっても富士山がはっきりくっきりと見えていました。真冬でも午後になると見えにくくなることが多いのに、、、今日は寒い朝の透明度をずっと保っていたようなものなのかもしれません。

今夜も六義園の枝垂れ桜ライトアップを見に行くことにしました。

有効期限が明日までとなった「1日乗車券都営まるごときっぷ」を消化するため、いつものようにJR駒込駅から六義園へ向かうのではなく、少し遠くなりますが都営地下鉄・千石駅から歩きました。あやうく全く違う方向へ歩いてしまうところでした(^^;)

8日前が「開花」、4日前が「七分咲き」、そして今日は「見頃」となっていました。「満開」という表示をすでに使ってしまったのか、温存しているのか分かりません。寒くても人がいっぱいでした。

満月の夜ですが、日没と月の出が一緒くらいの時刻でしょうから、午後7時くらいではまだ高層ビルを見下ろす高さまで昇っていないようでした。

ライトアップは、明日までの予定が延長されて、4月4日までと変更になっていました。お役所経営にも変化ありというところでしょうか?(笑)

2010年3月29日月曜日

しだれ落ちるお出かけ気分一分咲き



「さぁ今日もお花見だぁ~!!」と準備万端整えて、午前5時半に外へ出たところ、、、ちょうど今から始めましたという感じの雨が降っていました。数歩進んで引き返し、今日はこのままずるずると雨に幽閉されそうな予感がしました。

そのうち部屋の中からでも雨音が聞こえるくらい降ってきたり、眩しいくらいの朝日が部屋に差し込んできたりとにゃんこ目状態でした。

毎日寒いくらいの陽気なので、咲いているか分かりませんが、栃木市・太山寺にある枝垂れ桜を見に行こうと正午過ぎに出かけることにしました。当初の予定より7時間ほど遅れての出発となりました。

太山寺へは、栃木駅前から國學院行きのバスで10分ちょっとの終点まで行って、すぐです。今日は、新大平下駅で下車して、大平山に登って、あじさい坂へと続く千段の石段を降りてゆくことにしました。

スカイツリーが338メーターとなって、高さで東京タワーを追い越したらしいので、謙信平から見えないかとさがしてみましたが、もやもやっとしていて東京までは見通せていないようでした。

枝垂れ桜は、咲き始めたばかりで一分咲きにもなっていないくらいでした。樹齢360年と表示してありました。三代将軍家光の側室で、四代将軍家綱の生母となったお楽の方が、家光を偲んで植えた桜と言い伝えられているみたいです。栃木県指定の天然記念物です。寺の看板に「お楽の方 しだれ桜」とあるものの、詳しい説明書きは見あたりませんでした。

見頃になるのは、今週末くらいになりそうです。その頃には、周辺のソメイヨシノも咲いてくるかもしれません。「栃木市大平山桜まつり」は、4月2日から11日となっています。大平山頂へと向かう道路は、桜の花のトンネルとなってドライブにはよいのですが、歩道があるわけでもないのでハイキング向きではないかもしれません。

2010年3月28日日曜日

JAZZと桜とアール・デコ



まずは、東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)へと行きました。3月25日から4月11日までは、「アール・デコの館」と題して、美術品の展示ではなく、美術館となっている建物自体の公開となっています。美術品が展示されているときには、建物内部での写真撮影が禁止されていますが、今なら撮影OKです。

ちょうどメジロの大群が玄関前の桜の木にお食事にやってきたところでしたが、すぐに飛び去ってしまいました。日本庭園の中にある茶室も内部公開されていました。

今日は、曇天で気温も高くなっていないので、お花見には不向きな日となってしまいました。それでも目黒川沿いの遊歩道では、大勢の人達が宴会をしていました。

中目黒駅に近い目黒川船入場というところでは、「目黒川さくらフェスタ2010」(入場無料)が行われていました。オープンカフェでジャズライブを愉しめるはずだったのですが、、、ちょうどそこへ到着した時には、「環境超人エコガインダーショー」という子供向けのドタバタお芝居の最中でした。そんなわけで、表題は羊頭狗肉風となってしまいました(^^;)



写真は、今日の寒さが分る一枚にしてみました(^^)/

2010年3月27日土曜日

菜の黄整いて桜色を待つ



昨日から始まっている埼玉県幸手市の権現堂堤での「第80回幸手桜まつり」へと行ってみました。菜の花がいっぱいですが、桜の花の方はまだ一輪も開花しておりません。でも土曜日なので、だいぶ人が集まってきていて、ビニールシートなどを敷いて宴会がはじまっていました。

権現堂堤は、三遊亭圓朝『怪談牡丹灯籠』での殺人現場となっています。芭蕉は、「幸手を行かば栗橋の関」と詠みました。「おくのほそ道」本文には、「使えねぇ~!!」と芭蕉も読んだそばから思ったことでしょう(笑)

近年では土屋アンナ主演の映画『さくらん』のロケ地となりました。すぐ近くに「らき☆すた」の家もあります。

菜の花は、大量に咲いていると特有の臭さ(?)が生じるようで、その香りが苦手な人もいるかもしれませんね。

例年、見頃になるのは東京より一週間遅れなので、来週末がよろしいようです(^^)/

2010年3月26日金曜日

四日で七分は、といちの利子より凄そうだ



東京は夕方になって一時雨となりました。

四日前に「開花」となっていた六義園の枝垂れ桜は、もう「七分咲き」でした。雨などで気温も低かったので、そんなに開花がテンポ良く進んでいるとは予想外でした(^^;)

ライトアップ機材が増えていたので明るくなり、四日前よりは手ぶれが少ない写真が撮れました。NHKと書いてある車など3台ほどが、数メートルくらいある巨大な鉄の棒のようなものを持ち込んでいました。一般客が帰ってから撮影するつもりのように見受けられました。

時折雲が切れて空の高いところに月が見えましたが、枝垂れ桜は木の下へ入れないので、桜と月を一緒に撮ることはできませんでした。

だいぶ昔に知人宅で見せてもらった『月光浴』(参照:http://gekkouyoku.com/)という写真集のことを思い出しました。月の光は、太陽光線以外のなにものでもないはずなのに太陽とは全く別の光に思えるのは不思議なことですね、、。

月光よりも、さらにさらに淡い輝きの星々、、、星の日周運動みたいな写真は、デジカメでは撮影できない感じがしますが、どうなのでしょう??? 固定したカメラでシャッターを開いたまま天の赤道付近を撮れば、星がほぼ直線になって写り、天の北極方向を撮れば星が円弧を描くように写ります。12時間露出で、ちょうど半周、、、そんなに持久力のあるバッテリーがあるのか?あるいは、メカニカルシャッター付きのデジカメって、あるのかないのかもよく分かりません(^^;)

いつのまにかフィルムって、贅沢品のようになってしまいました(笑)

2010年3月25日木曜日

その如月の望月のころ



今月30日が満月なので、旧暦では2月(如月)15日になるのではないかと思われます。

「花」と言えば桜を意味するようになったのは、鎌倉時代以降のようです。日本の固有種といえるような桜が、平安朝の頃まで「花と言えば梅」であったのは大陸からの帰化人の趣味が多大に影響しているのかな?と勝手に想像してみたりしております。

お月見は、秋の行事なので桜と縁遠いような気がしてしまいますが、近年の人工的なライトアップではなくて、月光に照らされた満開の桜というのを見てみたくなりました。

それに付け加えるなら、、、梶井基次郎が幻視したように桜の根が土に埋められた死体にしっかりとからみつくさまが見えてきそうな感じがします。

『雨月物語』の「白峯」で西行が崇徳院の怨霊とと対峙するのは、「十月はじめつかた」なのですが、そこに散る桜の花吹雪というのが似合いそうな気がします。

西行に「桜」と「死」のイメージが連鎖しても、西方浄土にたぶん桜の花は咲いていないでしょうね、、。

2010年3月24日水曜日

願わくば花の下にてわっはっは





昨日、ウグイスの鳴き声を耳にしましたが、なんだか「ほっとけよ~」みたいに聞こえました。「梅に鴬」と言っても、梅の花が咲く時期にウグイスは鳴かないようです。



 雪の内に春はきにけりうぐひすのこほれる涙今やとくらむ 二条后



今日は、都内の枝垂れ桜めでめでお散歩をするつもりでいましたが、昨夜からの冷たい雨が止んでくれませんでした。

とりあえず靖国神社へ行ってみました。雨の中ですが、テキヤのおっちゃんたちは屋台の組み立て設置に大忙しという感じでした。

「報道関係者各位」という立看板には、、、「中門鳥居より内側での撮影」、「参拝者へ意図的にカメラを向ける行為」、「境内に於ける参拝者へのインタビュー」この3つが「一切禁止」と掲示されていました。この禁止された映像ばかり見たことあるように脳裏をよぎるのは、なにかの勘違いなのでしょうか???

千鳥ヶ淵の遊歩道は、ほとんど人通りがありませんでした。もうライトアップなどの準備は整っているようでした。写真は、千鳥ヶ淵から北の丸公園の入口(武道館の方)のほうを撮ったものです。このあたりが一番ピンク色が濃かったのですが、大部分は蕾であまり咲いてはいません。

武道館では、某大学の「学位授与式」が行われていました。「卒業式」と呼ばないのですね、、。

科学技術館へ入ってみたら、雨宿りの親子連れで平日としては、かなりの盛況になっていました。「アクトロイド」が体調を崩してお休みしてたのが残念です。裏側で太ったお兄さんが、パソコンつなげて治療してました。

明日は、雨に雪も混じるかもしれないという予報になってますね、、、お花見は、まだまだのようです。

2010年3月22日月曜日

さくらさきさじきにさけのさいわいを……



靖国神社内にある桜・ソメイヨシノ標準木(?)に5輪咲くと気象庁による桜の開花宣言となるそうなのですが、昨日の2輪から今日は10輪と五倍増!!だったようです。気象庁は、今年から開花予報をやめてしまったので、開花宣言のほうも他まかせにしたのかと思っていましたが、そうではなかったのですね。

六義園では、「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」が19日から始まっています。31日までです。JR駒込駅と庭園入口の表示は、「開花」となっていました。一分咲きにもなっていないくらいでした。六義園のしだれ桜は、「エドヒガン」と呼ばれているのの変種らしいです。

今日は祝日ですし、咲いたばかりのせいか見物客はまだ多くありません。「おー咲いてる!!咲いてる!!」と言いながら、いきなり指先で花びらをモミモミしてしまう親爺がいました(^^;)

浜離宮庭園では、4月1日から5日までソメイヨシノのライトアップ、16日から20日までヤエザクラライトアップが予定されています。

2010年3月21日日曜日

桃尻娘も四十後半?!



「日本一の花桃の里・古河桃まつり」に行ってみました。昨日から4月5日まで、古河総合公園で、いろいろなイベントが行われます。

風が強くて、渡良瀬川の土手を歩いていると風にもたれかかっても倒れないでいられるような感じでした。

桃の花は、満開のようにも見えるのですが、蕾もまだまだ沢山付いているので、六分とか七分咲きくらいなのかもしれません。

古河市は、今では特に目立つものもない地方都市ですが、15世紀の後半頃から100年以上もの間「古河公方」と呼ばれ、いわば関東以北の「首都」みたいなところでした。

茨城県は概ね言葉が「ぺっぺぺっぺ」してますが、古河のあたりは「だべ、だんべ」系で、むしろ埼玉や栃木に拠った文化圏のような感じがします。

蘭学者でもあり古河藩家老だった鷹見泉石の晩年の住まいというのが「鷹見泉石記念館」として無料公開されていました。古河城の余材を使って建てられたのだそうです。泉石については、まるで何も知りませんでしたが、大塩平八郎の乱を鎮圧した人でもあるようです。

古河文学館に入ってみましたが、ちょっと物足りない展示内容でした。作品をひとつも読んだことがないので、いつもは前を素通りしてしまうのですが、直木賞作家「永井路子旧宅」に寄ってみました。江戸末期に建てられた土蔵造りの商家です。無料で内部を見学できます。「土蔵と中の座敷との境目の石の上は、夏は一番涼しく、私はそこに腰を下ろし、本を読みながら店番をしたものだ。」と永井自身が書いている石の上にも座れます(^^)

古河は、蔵と煉瓦造りの建物が、けっこう沢山残っているようです。

古河で第1回目の「桃まつり」が行われたのが1977年、、、橋本治の『桃尻娘』が発表された年と一緒です。なんの関係もないでしょうけど、、。

双方細々、疱瘡撲滅



昨日、旧芝離宮庭園へと行く前に、、、お台場・湾岸警察署の隣りにできた「TOKYO BAY NEW WORK STYLE the SOHO」の建物を見てみました。「3月オープン」となっていて、各メディアにも写真などが掲載されるようになってきたので、もう稼動しているのかと思っていたら、建物にはまだ工事関係者が出入りしていて、内部を見て回れる雰囲気ではありませんでした。

「仕事=遊び」というコンセプトを建物の共有部分に盛り込んでいるそうです。すでに3分の1ほど入居契約済みとのことです。

「SOHO」は、「Small Office / Home Office」の略だそうですが、15坪ほどのスペースで家賃が月22万円以上するみたいなので、スモールとはどれほどなのでしょう、、、けっこう大きなビジネス収入がなければ、入居できない感じがします。HOSOぼそではダメそうです(^^;)

道路を挟んで向かい側にある日本科学未来館の企画展「”おいしく、食べる”の科学展」は、いつのまにかもう明日までとなってしまいました。

2010年3月20日土曜日

縁を切りいくたびめぐる春の水



今月末までに使ってしまわないと無効になる「都営一日乗車券」を3枚持っているので、今日は、その1枚を使っての移動です。キップを使わずに温存しすぎました。

池上梅園から西馬込駅に戻って、三田で乗り換え、板橋本町駅まで行くつもりでしたが、下車する寸前にうとうとして一瞬眠って、ひとつ先の本蓮沼駅まで乗ってしまいました。

午後からは、「中山道板橋宿を歩く!!」です(^^)v

前々から気になっていた「縁切榎」へ行ってみたかったわけですが、旧道を歩き始めたらすぐに見つかって、今日のお散歩はいつでも終了できる状態となりました。

皇女和宮が降嫁するときには、この場所を迂回したという話があるようです。悪縁を切って、良縁を結んでくれると信仰されています。現在の榎は、三代目だそうです。

お賽銭に5円(ご縁)玉を使ってしまいましたが、縁切り神社には他の硬貨を使うべきだったのでしょうかね???

旧中山道の商店街は繁盛していて人も多く歩いていましたが、江戸時代の雰囲気みたいなものはもう何一つ残っていない感じでした。

マクドでは、まだカリフォルニアバーガーを売っていました。ビッグアメリカ4商品が一巡してから、ずっと販売するのかと思っていましたが一時的なもので、テキサスバーガーだけ再販売して、終わりみたいですね。

「いたばし観光センター」で地図などを手に入れました。「いたばしまちあるきマップ」は、板橋・志村・常盤台・高島平・赤塚の5エリアに分かれていました。爺さんボランティアによる無料案内も行われているようでした。「本陣跡」とかが見つからないと思ったら、、、道端に小さな石碑があるだけでした。石神井川にかけられた橋が「板橋」で、これが地名の由来となったことなんかは初めて知りました。

バイバイ梅園、まんずまんずあんず



「都立9庭園共通パスポート」の有効期限が今日までなので、次にどこかの庭園へ入ろうとした時に買えば済むことなのですが、買っておくことにしました。4000円です。パスポートが発売開始となった2008年に旧芝離宮庭園で購入して、No.00002でした。そして昨年は、No.00048だったので、また一年が過ぎてどれほど販売されたのか楽しみに3年連続で、旧芝離宮にて入手することにしました。今年は、No.00093でした。初年度に印刷した分を売り切るまでには、まだまだ何年もかかりそうです。

都立の庭園の入園料は、150円が5ヶ所、300円が3ヶ所、一番高い旧岩崎邸庭園が400円なので、年間パスの適正価格は、1200円以下程度ではないでしょうか???

都営地下鉄で大門駅から西馬込駅へと移動して、一昨日その存在を知った「大田区立池上梅園」へと行ってみることにしました。もう梅の花は終わっていそうですが、一年待っていられません(^^;)

池上本門寺の西側にあって、急な斜面の上は柵があって、本門寺の墓地でした。最初は、日本画家・伊東深水の自宅兼アトリエ「月白山荘」があったとのことです。それが戦災で焼失してしまい、戦後は築地の料亭経営者が別邸として使っていたそうです。東京都に譲渡され、今は大田区に移管されています。入園料は、100円でした。

藤山愛一郎所有だった「聴雨庵」という茶室もあります。昭和19年には、そこで東条内閣打倒の密議がなされたとのことです。

アンズとスモモの花が咲いていただけで、梅はもうほとんど花が終わっていました。梅は、桜のようにすぐに若葉がでてこないもののようでした。

池上本門寺のなかには、「松濤園」という小堀遠州作と伝わる日本庭園があるそうなのですが、十の問いに正解した人だけが入れる(無料)のだそうです。誰か、どんな問いなのか知りませんか?(笑)

今日は、本門寺には寄りませんでした。写真は、スモモです。

2010年3月17日水曜日

片栗肩凝り肩叩き、ヒロインヘロイン片栗粉



朝は冷たい強い風が吹いていました。東武日光線・静和駅に午前6時半頃に到着です。ここは、初めて下車する駅です。そして風に向かって歩くこと約6キロで、みかもやま公園の東口へと着きました。以前に一度だけ友人の車で少しだけ寄ったことがある場所です。

今日は、カタクリの花を見ようと思いました。去年は、埼玉県の小川町にある群生地へと行っています。三毳山(みかもやま)は、ひとやま全部が公園になっているような感じです。

河津桜が満開でした。青空の下で見るサクラは、本当に綺麗です。東口に近いところには、「みかもやま公園・かたくりの園」というのがありますが、まずは北へ向かって山を登って、「万葉自然公園・かたくりの里」を目指しました。青龍ヶ岳(229m)を越えてゆきます。

案内表示から判断しても、カタクリの花が咲いているあたりのはずなのに「何もない!!」と思っていたら、、、山の上の方ではまだ落ち葉に埋もれているみたいな感じで、蕾の状態でした。山を下って行くと、いっぱい咲いていました(^^)

写真を撮りに来ている人も数人ほどでしたが、午前10時前後になった頃から、ぞろぞろぞろぞろ大勢の人が押し寄せてきたので、大量の爺婆が歩いてくる方へ行ってみると大型の観光バスが何台も駐まっていました。

車道をぐるっとまわって、公園の西口から入り直すことにしました。西口は、東北自動車道の佐野サービスエリアのすぐ横あたりでした。歩いて来ることを想定していないようなので、表示に従ったらとんでもない遠回りをさせられました(^^;)

「みかも万葉庭園」は、梅や桜など赤白黄色の花がいい感じに咲いていました。一周するつもりでいましたが、山頂や南の方へは行かないで、かたくりの園を見て東口へと戻ってしまいました。

隣にある「とちぎ花センター」(大温室のみ有料)をちょっと覗いてから、帰ることにしました。JR岩舟駅までなら4キロ程ですが、また東武線の静和駅へと戻りました。

ところで、「片栗粉」は、ジャガイモから作られているそうです。

2010年3月16日火曜日

思い立ったが吉祥寺、三鷹聞いたか井の頭



真夜中頃は激しい雨でしたが、朝になったら晴れていました。天気の移り変わりが早いようですね。

今日は、吉祥寺にある「井の頭自然文化園」へと行きました。都立のミニ動物園です。昭和17年の開園だそうです。ここにはもう何回か来てますが、還暦過ぎた年齢のゾウまでいることは、初めて知りました。なぜかいつもニホンリスを正面から撮った写真ばかりブログに使っているような気がします(^^;)

冬の間は、耳がピンと尖っています。夏になるとフサ毛がとれてしまうようです。

ニホンリスのいる檻の中に人が入れるようになっているわけですが、小鳥も何羽かいるので今回はリスよりも小鳥の撮影練習という感じでした。動きが速いので、なかなかいい具合には撮れませんでした。

黒鳥は、また抱卵していました。昨年は、ヒナが生まれた気配はありませんでしたが、、。

今朝の読売新聞(埼玉版)に、寄居の麦畑がコハクチョウに食べられてしまって壊滅状態だという記事が載っていました。深谷の荒川で越冬しているハクチョウ達らしいです。鳥インフルエンザを理由にして給餌しなくなったことが、とても離れた場所で影響が出るものなのですね、、。

早々に曇ってきてしまいましたが、暖かい日でした。明日は寒くなるという予報です。週末に東京のソメイヨシノは開花するのでしょうか???

2010年3月14日日曜日

春は息切れ動悸の錯乱



寒い間の日曜日の朝は、出勤前にお台場海浜公園にいるユリカモメと遊ぶ20分間がお楽しみだったりするわけですが、、、先週の土・日は、姉が友人と一緒に旅行会社に申し込んでいたツアーで、静岡の方まで一泊で河津桜を見に出かけたそうなのですが、二日間とも雨に降られ桜はもう散っていて散々だったという話を訊いたので、お台場に植えてある河津桜はまだ咲いているのか?と見に行ってみました。

ソメイヨシノほどにはDNAが単一ではないせいなのか、花がもうほとんど終わってしまっている木もあれば、まだまだ見頃という木もあって、バラバラでした。「バラバラ」と言えば、桜は「バラ科サクラ属」ですね、、、ネームプレートには、「<河津桜>サトザクラの園芸品種 花は一重咲き 淡紅色 下向きに開花 早咲き」と書いてありました。

ヒヨドリやメジロが来ていました。渡り鳥は、ソメイヨシノの開花を見ずに北へと帰ってしまうのでしょうか???

2010年3月13日土曜日

白き旅人はシルクロードをゆかない



たぶん今季のハクチョウ見物は、今日で最後になるのではないかと思いながら9回目の館林・多々良沼へと行ってきました。

先にガバ沼の状況を確認すると、、、たったの4羽しかいないので、給餌の時刻になれば、多々良沼からガバ沼へと飛んで移動するところが見られる可能性が高いということになります。

公園の方へ移動する途中で、目の前をわりと大きな鳥が横切りました。何色もの綺麗な羽根の色をしたキジでした。

まだ朝の7時を過ぎたくらいなのに公園の駐車場は、もう満車ではないかと思えるくらい車がありました。

ハクチョウたちは、予想通りに次々に飛んでくれて、頭の真上を何回か通過してくれたのですが、なかなかいい感じの写真は撮れないものです(^^;)

10時くらいに切り上げて駅に戻り、下り線が先に来れば足利市へ行くつもりでしたが、上り電車が数分後にやってきたので、ふたつ先の茂林寺前駅まで乗ることにしました。

駅から茂林寺までの間に道案内を兼ねて、「ぶんぶくちゃがま絵本案内板」というのが、できていました。13枚の看板がありました。

茂林寺の隣にある「野鳥の森ガーデン」は、3月27日開園となっていました。昨年までは、入場料500円でしたが、今年は花の咲き具合で、500円から1500円と変動するようです。

昼食は、「もり陣」といううどん屋さんで、「玄米まゆ玉うどん」(1000円)を食べました。うどんに「繭(シルク)パウダー」が入っているのは、日本中でここだけだそうです。

暖かい日でした(^^)/

2010年3月12日金曜日

これこれこれきよこれっきりですか?!





国立天文台三鷹キャンパスを見学しました。2回目です。

JR武蔵境駅で下車して、徒歩で45分くらいかかってしまいました(^^;) バスを利用するならば、武蔵境・三鷹・武蔵小金井駅から15分くらいだと思います。

写真は、口径65cmの屈折望遠鏡でドイツのカールツァイス社製です。F15.7なので、惑星でも見るくらいにしか使えないのでは?と思ったのですが、、、「星の位置測定を主に行ってきました」と書いてありました。屈折望遠鏡としては、日本最大の口径だそうです。38cmの副望遠鏡も付いています。ドーム・建物は、1926年に建設され今は、有形文化財に指定されています。

天文台の敷地内には、巨木がいっぱいあります。桜が咲く頃もよさそうな感じでした。公開されていませんが、古墳もあって、その周辺の梅が満開でした。

東八道路の「天文台北」交差点のところにあったマクドナルドで今日から発売だというカリフォルニアバーガーを食べてみました(^^)

それから野川沿いに歩いて、小金井街道を北上して、小金井公園のなかにある「江戸東京たてもの園」へ、、、ここはもう3回目か4回目だと思います。歩き疲れて、到着が午後3時前くらいなので、急いで見て廻らないとすぐに閉園時刻(16:30)になってしまいます。

まずは、高橋是清邸から、、、1902年の建築で赤坂七丁目にあったものだそうです。2.26事件のときにこの建物の2階で是清は青年将校に撃たれました。

どこかへ貸し出し中なのか、ボンネットバスが展示してあった場所に置いてありませんでした。



2010年3月9日火曜日

亀はマンネリ、鶴はセンヌキ違います





露が付いてしまった窓ガラスを拭いて外を見たら雪が積もっていました(^^;)



昨日は、月曜日で殆どの美術館や公共施設がお休みなので、葛西臨海水族園へと行きました。もう二十周年になるようです。水槽に激突して死んでしまうというマグロを見せることは、画期的なことだったのかもしれませんね。気のせいか、、、大きなマグロの数が以前より減ったように見えました。マンボウもいなくなってから、そろそろ一年くらい経つかもしれません。

なんだか幼稚園児の団体が何組も来ていましたが、おおむね空いていました。たぶん短期間で死んでしまう魚もいるのでしょうけどアオウミガメは、ちょっとずつ成長している感じがしました。

朝は、よく晴れていたのに昼前にはもうすっかり曇ってしまいました。隣接する「鳥類園」へも行ってみました。こちらのほうが水族園よりも何倍も広大ですが、無料です。鳥を観察するには、たぶん毎日のように通わないと見えてこないものなのかもしれません。カワウくらいしかいませんでした。巨大な望遠レンズを抱えた数人の爺さんたちが「今日は、来なかったねぇ」などと言いながら解散にしてました。なにが現れなかったのかは、分かりませんが、、。スズメからオオタカまでいるようなことが、ウォッチングセンターに書いてありました。

都心部は、まだ少し晴れ間がありましたが、他へは寄らずに帰ってきてしまいました。

今日は、久々にどこへも外出しないお休みの日となりました、、。



2010年3月5日金曜日

暑さ寒さも僻んじゃだめ!!寒緋桜は彼岸まで??



夜のうちに雨がやんで、早朝から快晴の暖かい一日でした。

特に何も予定していなかったので、また館林の多々良沼へとハクチョウ見物にでかけました。目覚まし時計を止めてからひと眠りしてしまったので、いつもより一時間半遅れての到着でした。城沼のほうにいたハクチョウの群れが移動してきたまま戻らないようで、今月になってからは連日200羽を超えているようでした。

今日は、ハクチョウ撮影組よりもカワセミ撮影組のほうが人数で上回っていました。残念ながら、ここではまだカワセミを見たことがありません。

館林の市街地へと移動して、まず「旧二業見番組合事務所」を見ました。昭和13年に建てられたもので、屋根がなかなか凄いのですが、文化財とかにはなっていないみたいです。現在は、本町二丁目東区民会館の看板が付いていますが、建物全部を有効利用しているというわけでもなさそうな感じでした。「二業」というのは、料亭と芸妓置屋です。阿部貞事件のあった「尾久三業」は、二業に「待合」を加えて「三業」でしょうかね???

旧モスリン事務所(第2資料館)で約800体、旧秋元別邸で約1000体の雛人形が飾られていました。昨年の展示を撮影したものから「あなたに似た人」という題でデジブックを作成(http://www.digibook.net/d/d5d5853fb018bad9a65017d6a7dac93d/)してあります。まだ他にも図書館などに雛人形が展示されているようです。7日までとなってます。

バスで板倉町の中心部まで移動し、雷電神社に寄って、そのまま一時間余り歩いて板倉東洋大前駅から帰ることにしました。動くと汗ばむような陽気でした。

2010年3月4日木曜日

深川食堂に深川めしはあったのか?!



朝から雨降りだったら葛西臨海水族園へと行こうと思っていました。少し晴れ間さえ見えてきたので、、、まずは、門前仲町で国登録有形文化財「旧東京市深川食堂」を見ておくことにしました。

関東大震災の復興事業として昭和7年に竣工したとのことです。当時としては、最先端技術であった「鉄筋コンクリート」造りです。昨年の10月からは、「深川東京モダン館」という名前で江東区の観光案内所になっています。説明されなければ、新築の建物に見えてしまいます。

なんとなく本格的な歴史的建造物が見たくなったので、上野へ移動して「旧岩崎邸庭園」へ寄りました。もう何度も見ている建物です。今年のNHK大河ドラマで、めいっぱい汚いメイクで活躍の岩崎彌太郎の子供が建てたものです。ドラマでは、坂本龍馬と子供の頃からの知り合いという設定になっていますが、史実では30歳を過ぎてからで、その半年後に龍馬は死んでいます。

「庭園」となっているにもかかわらず、ちゃんと庭を歩いたことがなかったので、広い芝生の隅にある和風の庭へ入ってみましたが、あまり手入れもされていない感じでした。

次は、いつも入口の門のあたりだけ写真を撮って出てきてしまう「横山大観記念館」へと入ってみました。入場料は、500円です。玄関前の梅がきれいに咲いていました。昭和33年に大観が、ここで亡くなったという部屋も展示室になっています。建物だけでなく庭も撮影禁止とのことでした。

午後になってしまってやっと、今日が雨降りでなかったときの目的地である上野動物園へと到着です。ペンギンの園内散歩を見ることができました(^^)

写真は、「モモアカノスリ」という鷲です。デジカメのレンズを興味深そうにのぞき込む仕草を何度もしてました。嘴でカメラのストラップを咥えられて、あやうく引っ張り込まれるところでした(^^;)

2010年3月1日月曜日

すぷりんぐはずかむ、どこにきた?!



多々良沼でのハクチョウ見物は、今日で今季7回目になります。東京では、少し暖かい日になったようですが、関東北部は気温が上昇せず寒い一日でした。それでも菜の花やタンポポ、オオイヌフグリなどが咲いていました。

多々良沼周辺で越冬しているハクチョウたちがシベリア方面へと帰ってゆくのは、例年3月20日前後のようなのですが、、、今日は、ずっと鳴き声が大きい、大集団で水のないところの雑草を食む、頻繁に空を飛ぶなどなど、今までとはまるで違った行動を見せていました。

渡り鳥をやめてしまったカモも多いようですが、だいぶ数が減っていたので、もう北国へと旅立ち始めたのかもしれません。

隣接するガバ沼にいるハクチョウと合わせると軽く200羽を超えていそうでした。午後から躑躅ヶ岡公園などのある城沼のほうへと行ってみたら、、、こちらには、もう一羽もいませんでした。渡らないコブハクチョウたちは、地上に上がって、やはり草を食べていました。

館林城址では、名護市から贈られた寒緋桜が満開でした。この時期、館林市内の主要な施設には大量の雛人形が飾られているのですが、今日は月曜日なので、みんなお休みでした。県有施設の見直しで、群馬県水産学習館は3月31日で閉館と掲示されていました。その隣にある、店で売られている鉢植え植物ばかり展示している県立の「温室」を閉めた方がよいような気がしますが、、(笑)

空は晴れ間がないままで、今日もまた雷電神社まで歩いて行く前に疲れてしまい、バスで帰ってきてしまいました。今日の運転手は、急停車が多く、降車ボタンが押されているのにバス停で止まらずに過ぎるなど、とってもアバウトでした。