2010年2月28日日曜日

みすみすウメタイシ、他~山の石



冷たい雨が降る東京、、、どこかで東京マラソンを見物しようかと思っていましたが、まずは品川エプソンアクアスタジアムで雨宿りです。10時の開場の数分後に到着したのに、もう人がいっぱいでした。みんな雨宿りなのかもしれません。

正午から20分間ほどのイルカショーのあとで、結婚式がありました。新郎新婦がイルカプールに飛び込む!!というパフォーマンスを期待しながら見てましたが、、、そんなことはしませんでした。

午後になってもまだ小雨が降っていました。品川駅の近くは、もうマラソンの交通規制が解除されていました。

秋葉原で買い物をして、そのまま歩いて湯島天神へと行ってみました。その頃には、やっと雨がやみました。湯島天神も大勢の人で賑わっていました。ここでも結婚式が行われていました。

いつのまにか青空が広がって、、、花蜜を吸いにメジロやヒヨドリがきていました。体格の差なのか、、、ヒヨドリがやってくるとメジロは去ってしまいました。

遠く福島からは、観光キャンペーンでミス郡山、福島ミスピーチ、牡丹キャンペーンクルーなどのタスキを着けたお姉さんたちが、パンフレット配りをしていました。

水戸では「水戸の梅大使」、小村井香梅園に来ていたのは「すみだ親善大使」という名称だったので、セクハラだのと言われないように「ミス○○」を「大使」と呼ぶパラダイムでもいつのまにか成立したのかと思っていましたが、福島では「ミス」健在のようでした。

それでもパンフレット配りなんかは、同行のおっさん達にまかせて、客と一緒に写真を撮らせることなどに専念した方が、よほどキャンペーン的には成功するのではないかと思ってしまいました。

夕方からは、冷たい風になってしまいました。チリからのどんぶらこ津波もやってきて、いろいろとあわただしい月末となったみたいですね、、。

2010年2月25日木曜日

ええぃ、この悶々処が目に入らぬか!?



水戸へと行ってきました。常磐線では時間も交通費も余計にかかるので、小山で水戸線に乗り朝8時半頃に水戸駅へ到着です。霧が出ていました。

千波湖では、態度のでかい黒鳥が「おうっ!!一年ぶりかよ!?」なぁんて感じで、近づいてきてくれました(^^)

まずは、水戸藩開藩四百年記念映画『桜田門外ノ変』(佐藤純彌・監督)のオープンセットを見ました。入場料は、800円で4月4日まで先行公開とのことです。その後、展示館も開設されるらしいです。もう撮影は終了して、10月に公開です。出演は、関鉄之助・大沢たかお、徳川斉昭・北大路欣也などです。

地面には全面的に雪に見えるように白い砂が敷いてあるので、入口で履き物に付けるカバーを渡されました。橋桁には、白い綿がのせてあったり、白い紙粘土みたいなものも使われていました。

京都にある東映太秦映画村のように役者がパフォーマンスしているわけではなく、どんな撮影がされたのか写真が展示されているわけでもないので、800円は高いでしょ!?という感じがしました。入場しなくても塀の低いところから覗けば、半分くらいは外から見えます(笑)

偕楽園は、大勢の人が来ていましたが、まだ咲いていない梅の木のほうが多いくらいでした。去年、「好文亭」は見たので、ちょっと離れたところにありますが、「弘道館」へ寄りました。庭には、鳴かないウグイスがいましたが、地面が好きなようで、梅の枝にとまることはないようでした。

2010年2月24日水曜日

奥日光積雪ゆるゆる膝までずぼずぼツアー第四日目



雪の上を歩くことに少しは慣れてきました。距離があるので冬期には行ったことのない西ノ湖まで歩いてみることにしました。赤沼から歩き始めた時には、足元の雪は硬くて、長靴でも歩きやすく感じました。

4月下旬から11月末までは、赤沼駐車場から千手ヶ浜まで低公害バスが運行されているので、それに乗ってしまえば容易く行ける西ノ湖なのですが、雪の中を歩いてゆくには、だいぶ大変でした(^^;)

小田代ヶ原を通って、2時間半くらいで到着しました。西ノ湖は、中禅寺湖の一部だったという説もありますが、時期によって湖のサイズが大きく変化します。あまり水はないのか、凍っているのかよく分かりませんが、みんな雪に埋もれていて、どこからどこまでが湖なのかは謎々状態になっていました。

西ノ湖に着く1キロほど手前からは、とても歩くのが困難になってきてました。その道を戻るのも面倒な気がしたので、千手ヶ浜の方へと向かったのですが、もうその頃には、雪のつぶつぶ結束がなくなってきていて、一歩踏み出すたびに膝までズボッと埋もれてしまいました。10歩も進まないで息切れして、少し休んでは数歩進むという感じでした。

死にそうに疲れた2キロをなんとか抜けて、、、千手ヶ浜は風が強く中禅寺湖には高い波が立っていました。

低公害バスの待合東屋には、何匹か猿がまったり~のんびり~としていましたが、近づくと山の方へと入っていってしまいました。このあたりにいる猿は、人から食べ物を略奪したりしていないようです。

ここからは、舗装された日光市道1002号線(一般車通行不可)をひたすら歩くのみ、、。あちこちに2月26日は「銃器による有害駆除を行います。」という立看があって、立ち入らないよう掲示してありました。駆除されてしまうのは、鹿なのでしょうか???

昨日までとは、1時間遅れで帰宅しました。4日間の交通費と飲食費は、12000円くらいでした。丸々、晴天をありがとです\(^^)/

2010年2月23日火曜日

奥日光ひかりのどけき春はまだまだツアー第三日目



中禅寺湖は、標高1269mで自然にできた大きな湖としては最も高いところにあります。気温は、北海道並みと言われていますが、湖が凍ることはないようです。でも風に飛ばされた水滴や波で湖畔にある樹木や岩などは、まるでガラスでコーティングされたように表面が凍ってしまったりして、あちこちに不思議な形のオブジェができあがるようです。

いつも歌ヶ浜の隅にあるモミジの木は、氷に閉じ込められたような状態になっているのですが、今日は少しも凍っていませんでした。湖畔も樹氷みたくなっている木々はみあたりませんでした。屋根の上の雪は、一斉に溶け出して飛沫を飛ばし、時折雪崩落ちてきていました。だいぶ気温も上昇したようで、厚着して歩くと汗ばんでしまいました。

中禅寺温泉のバス停から阿世潟の少し先まで歩いて、また引き返してきました。紅葉がキレイなことで知られているブーツのような形をした八丁出島は、遊歩道がつくられていないので、あまり立ち入ったことはなかったのですが、、、今日は、雪に埋もれながら遊歩道を行くよりは楽そうなので、水際を歩いてみました。大きな岩ばかりのところもあれば、歩きやすい砂浜もありでした。もうあと少しで八丁出島の周りを全部歩ける直前で、多くの倒木に塞がれてしまい、急な斜面を滑り落ちそうになりながら這い上がることになってしまいました(^^;)

イタリア大使館別荘記念公園から先は、もう誰にも出会いませんでした。阿世潟周辺のスノーシューの足跡も消えかかっていて、ここ何日かは人が来ていないようでした。

八丁出島で崖を登ってからは、どこも歩きにくい感じでしたが、猿や鹿の足跡を見つけてそれをたどったら楽にまた水際まで戻ることができました。鹿や猿も歩きやすいところを選んで歩いているのでした。

まるでロールシャッハテスト図版のような写真がたくさん撮れました。中禅寺湖の湖面が波立たないで鏡のようになっているというのも珍しいのかもしれません。

写真中央より少し左の高い山が社山(1827m)です。その真下に黒っぽく伸びているのが、八丁出島になります。写真の右端のほうが白根山(2578m)になります。

明日が奥日光連続日帰りツアー最終日です。

2010年2月22日月曜日

奥日光白銀とけとけ春がそこそこツアー第二日目



まずは湯元温泉の温泉源を見に行きました。旅館やホテル別に小屋のようなものが建てられていて、その中に地中から湧き出てくる温泉が溜められています。小屋の周辺にいくつも小さな湧出溜まりがありました。緑色や灰色、乳白色の水たまりのようになっていて、ぽこぽこと泡を伴いながら湧き出てきています。指を入れてみると、火傷しそうに熱いものから微温湯までいろいろでした。説明看板には、「摂氏78度C」と書かれていました。

温泉小屋は、10もないくらいでした。旅館・ホテルはもっと山盛り沢山あるので、温泉地にあるというだけの沸かし湯のほうが多いということなのでしょうかね???

無料の足湯は、昨年は冬の間中閉鎖されていましたが、今年は土・日に限って利用できるみたいでした。日帰りの入浴は、700円くらいからあるようです。

昨日は、湯の湖の西側を廻ったので、今日は東側を通ってみることにしました。昨年は、道路から取り除いた雪が投げ込まれたりして、周回遊歩道に入るのも大変でしたが、いつのまにか木製のデッキが新設されていました。雪がなければ、車椅子でも500メートルほど湖畔を行けるようになったようです。

湯滝からは、昨日通らなかったところをおもに抜けて、竜頭の滝まで歩きました。昨日、写真に撮ることができた斑模様の小鳥は、キツツキの仲間の中では一番小さい「コゲラ」だということが分かったのですが、今日はほとんど小鳥の姿を見ることができませんでした。

明け方から曇っていて、明智平のあたりでは霧で視界が悪く何も見えませんでしたが、中禅寺湖の湖畔をバスで通過している頃から急に雲や霧が消えていって、昨日と同様に快晴になりました。白樺青空南風♪です。関東南部は、ずっと曇っていたようですね、、。

バスは、やっと明日からパスモやスイカが利用できるとのことです。二荒山神社中宮祠に寄り、華厳の滝も見て昨日と同じバスと電車で帰ってきました。今日は平日なのに、なんだか春夏の観光シーズンよりもバスの乗客が多い状態でした。

明日は、中禅寺湖畔を歩くつもりですが、今日の暖かさでだいぶ氷が溶けてしまったかもしれません。

2010年2月21日日曜日

奥日光白銀ふみふみ春よこいこいツアー第一日目



昨年は、1月3日から「奥日光ふみふみ三連続日帰りツアーふゆふゆのじんじん」に出かけていますが、今年は遅れて今日からの四連続日帰りとなる予定です。

ついにミニ硝子壜500円玉貯金を全て使い果たしてしまいました。そんなわけで、お金はないけど春まだ遠き奥日光白銀ふみふみ春よこいこいツアー!!の開始です(^^)

栃木市あたりから男体山がはっきりくっきり見えていたので、その期待通りに男体山の向こう側も雪ではなく晴天となっていました。

日光の市街地には、だいぶ雪が残っていました。でも、いろは坂は完璧に除雪されていました。もしかすると今年の奥日光・湯元温泉のあたりなどは、雪が例年より少ないのかもしれません???

まずは、湯の湖の西側を半周しました。「転落の恐れがあるので、通行をご遠慮下さい。」という掲示がされていましたが、その先にずいぶんと足跡が残っていて大勢の人が通っているようでした。が、いつのまにか、なにかの獣の足跡だけになってしまいました(^^;)

湯滝の横を登り降りする道も下って滝壺の方まで降りて行ったら「通行止」掲示がありました。そこから戦場ヶ原の方へと行く道は、いつもは雪が深くて歩けないのですが、今回は楽に歩けました。でも誰もがクロスカントリースキーかスノーシューとかいう”西洋かんじき”で、、、ただの「雨降り用長靴」というのは、他にいないみたいでした(((((^^;)

それでも、夏場もこんなに歩いたことないかもしれないくらいに歩いてしまい、、、小田代ヶ原と戦場ヶ原の殆どを廻ってしまったので、、、明日からどうしましょう、、。

2010年2月20日土曜日

うめぇうめぇうめぇ~味処は知らずに梅三昧



夜明け頃は曇っていましたが、晴れて暖かな日になりました(^^)

まずは「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と菅原道真が好きだった梅の花がいっぱいの亀戸天神へと行きました。白梅が239本、紅梅が26本あるそうです。

江戸時代には、亀戸天神の近くに「亀戸梅屋敷」と呼ばれた梅園がありました。広重の『名所江戸百景』など数々の名所記に描かれています。明治43年の大洪水により梅屋敷は失われてしまい、今は石碑が残るだけとなっていますが、観光協会が再建を計画中とのことです。

亀戸天神を裏手からでて、真っ直ぐ行くと「香梅園」があります。香取神社の一角に造られた小さな庭ですが、いつも門が閉ざされていて梅の花が咲く時期以外は入ることができません。ここは、江戸末期に3300坪の広さがあったという「小村井梅屋敷」を香取神社の宮司が平成6年に、こぢんまりと復活させた梅園です。

ちょうど到着したときに偉い人の挨拶が終わって、テープカットをして、ぞろぞろと香梅園のなかへと入ることができました。ここの梅まつりは、3月7日までです。85種120本の梅があるそうです。枝垂れ梅が見事でした。

テレビ局(NHKかなぁ???)が来てだいぶいろいろ撮ってましたが、放送日をちゃんと聞いておくのを忘れました(^^;)

「梅は百花にさきがけて咲く」ことから「百花園」と命名したと言われている現在の向島百花園は、文化元(1804)年に梅園として一般公開が始まり、亀戸梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれていたとのことです。今は、梅の木はそう多くありません。

江戸時代風の大道芸を見せていました。人が多いせいなのか、亀戸天神でも香梅園でも梅の木に鳥が来ていませんでしたが、ここではヒヨドリなどを見ることができました。メジロの姿は見えなくて、、、梅にウグイスではなくスズメ状態でした。

向島百花園で「東京マラソン2010みどころマップ」を入手しました。

東京タワーの高さまであと30メートルとなったスカイツリーが間近に見える梅の三名所めぐりでした(^^)v



(写真は、昨年9月に第10代すみだ親善大使として選ばれた左・成田綾花さんと右・蓮田玲子さん、共に20歳です)

2010年2月17日水曜日

大正浪漫迷彩煉瓦の館へ!!



そうそう、、、思い込みを退ければ、人間だって水面を走れるかもしれません。



まずは多々良駅から2つ先の福居駅へと移動しました。駅からみえるところに煉瓦造りの建物があることは前々から気付いていましたが、営業中の会社に見えますし、これが国登録有形文化財で外観の見学が可能なものだとは思っていませんでした(^^;)

入口に足利市教育委員会による説明看板がありました。それには、「トチセンは、足利が織物産業で隆盛していた大正2年に足利織物株式会社として創業。同8年に明治紡織株式会社となり『明紡』として知られました。6連の鋸(のこぎり)屋根が特徴の赤レンガ捺染工場は、イギリス積みのレンガ造平屋建てで、鋸屋根破風(はふ)部分の軒蛇腹や外壁側へ突出した付柱(つけばしら)、出入口や窓等の開口部マグサ上に走る横材などに外観上の特徴があります。(以下略)」などなどと書かれていました。

この建物に使用されたレンガは、渋沢栄一が創設した埼玉県深谷市の日本煉瓦製造で製造されたもので、東京駅や迎賓館に使われたのと同じレンガだそうです。建物をまるで黒く汚したかのような柄は、戦争の時に空襲を避けるために施されたとのことです。

なんだかあまりにさっぱりし過ぎた富岡製糸場の建物よりもはるかに良い感じでした。

35分後の次の電車で、さらに2駅移動して足利市駅です。ここから徒歩5分くらいのところには、各地に建設された模範撚糸工場のなかで唯一現存しているという「旧・足利模範撚糸工場」があります。ここはレンガではなく大谷石で造られていました。2連の鋸屋根です。現在は、アンタレススポーツクラブとなっていて、明治36年建造の建物の中でワッセワッセと汗を流すトレーニングジムでした。

鑁阿寺に寄ったりして、だいぶ歩かなければなりませんでしたが、、、もうひとつ「旧・木村輸出織物工場事務所棟(現・足利織物記念館)」の外観だけ見ることにしました。ここは、平日で雨が降っていなければ内部に展示してある資料や写真を無料で見ることができますが、隣にある公民館へ申し出なければなりません。施錠されていました。明治44年に建てられた小さな洋館でした。若草色(?)をしてました。

これまで何回も足利へは行ってますが、こんなにいろいろ古い建物が残っていたとは全く知りませんでした。あまり宣伝もしてこなかったのかもしれません。

鑁阿寺は、紅白の梅がよく咲いていました。足利厄除け大師(元三大師)龍泉寺にも寄ってみました。JR足利駅から栃木経由で帰ることにしましたが、JRと東武鉄道の乗り継ぎは互いにまったく配慮がなさそうなダイヤでした。

人が水面を走りたいなら時速100キロで駆けろ!!



昨夕から雪になりましたが、積もるほどには降りませんでした。

先週は、深谷(旧・川本町)の荒川までハクチョウ見物に行ったので、今日の館林の多々良沼は12日ぶり今季6回目となりました。

利根川を越えると天気がまるで違っていたりしますが、、、今朝の場合は、田畑や屋根にだいぶ雪が残っていて、あたり一面真っ白でした。でも日が昇ってきて少したつと急速に溶けてしまったようです。青空も見えてきて、一時的によく晴れそうになったのですが、また曇ってしまいだいぶ冷え込んだ日中となりました。

昨日は、2羽の黒鳥が来ていたそうですが、もう姿が見えませんでした。黒鳥は渡り鳥ではないようなので、お気に入りの住処を探しながらあちこち訪れているところなのかもしれません。昨年は、2月18日に水戸の偕楽園へと行ってます。千波湖には、タマゴを抱いた黒鳥が多くいました。人通りが多いところのすぐ脇に巣を作っていました。今年は、20日から「第114回水戸の梅まつり」が始まるようです。千波湖畔には、映画「桜田門外ノ変」のオープンセットが4月4日まで一般公開されるみたいです。できれば、今月末くらいに出かけようかと思っています。

このところ青空を背景に飛ぶハクチョウの姿を真下から撮影するようなチャンスがなかなかありません。今日は、飛んできて着水するのではなく地面に降りる姿を、たぶん初めて見ました。そんなことは出来ないのだと思っていました。



午後からは、明治・大正の文化遺産を見て廻ることにしました(^^)

2010年2月12日金曜日

どこどこどれどれはちどりどり



朝には、都心部の雨や雪は止んでいましたが、外気がとても冷たくて、どこへ行くのも寒そうでした。今日は、国立天文台三鷹キャンパスを見学しにゆくつもりでいましたが、星を見るわけではなくても天文台へは晴れている日にいきましょう気分になって、代わりに何処へ行こうかと迷いましたが、方角が一緒なので久しぶりに多摩動物公園へ行くことにしました。立川でJRからモノレールへと乗り換える頃には、かなり雪が降ってきてました。

動物園の入口周辺は、ひっそりとして人影もないくらいでした。でも、、、昆虫生態園の大温室なら暖かい!!と考えた人はいっぱいいたようで、カメラを持った爺さん婆さんが山盛りいました(^^;)

飛んでいる蝶は、種類も数も少な目でした。

ハチドリのための給餌器は、10ヶ所設置してあるようなことを耳にしました。ちゃんと「縄張り」があるのだそうです。ホバリングしている時を写真に撮ったら羽根はまるで写っていませんでした。何羽のハチドリが縄張り抗争をしているのかまでは、分かりませんでした。

午後は小雨、、、どこも寒くて、ゾウは暖房した室内での公開になっていました。いつもは人気のコアラのところも誰もいなくて全館貸し切り状態でした。

天文台だけでなく動物園も晴れた日にいきましょう!!(笑)

2010年2月11日木曜日

熱き火戸、日本武尊と火止山



武川駅からまたおよそ1時間ほど電車に乗って、長瀞へ行くことにしました。長瀞へは、一昨年の紅葉時期以来かもしれません。

一度見ていますが、まず重要文化財指定の旧新井家住宅(長瀞町郷土資料館)へと寄りました。入館料は、200円です。200年以上前の建物で養蚕農家だったそうです。3ヶ所とても急な階段があって、屋根裏部屋へと登ることができます。

宝登山へは、ロープウェイには乗らずに登山道を歩くことにしました。正午頃から急上昇してきた気温のせいもあるのか低い山にしては、けっこう辛い登り坂でした。風は、ぬるぬるとして桜の咲く時期よりも暑いのではないかと思えました。

山頂近くに「蝋梅園」と「梅百花園」とがあります。昨年は見に来なかったので、2年ぶりのロウバイの花見です。早咲きの梅も咲いていました。

「宝登山(ほどさん)」は、「宝」に「登る」と表記していますが、古事記にでてくる「ほと」(女陰)と関係がある名前のような気がしますが、どうなのでしょう???

天気予報では、夕方から雨とのことだったので昼頃には曇ってくるのかと思っていましたが、ずっとよく晴れていました。

最後に石畳のあたりを一回りして帰ることにしました。同じ荒川でもハクチョウが姿を見せるのは、長瀞よりも下流の寄居あたりからなのは、なんとなく川の水深に関係があるのではないかと考えました。ハクチョウは、自身の足の長さくらいの浅い場所で眠ったり餌を食べたりしているようです。利根川にいないのは、水深がありすぎるだけのことかもしれません。

2010年2月10日水曜日

はくちょん!! 噂をすればクシャミ3回、初夏陽気



昨日は、深谷市(旧・川本町)の荒川へハクチョウ見物に出かけました。最寄り駅は、秩父鉄道の武川駅で、そこから小一時間歩きます。1キロくらいの流域に20数羽いました。餌付けをしていた一昨年までは、200~300羽来ていました。朝のお食事時間になると上流・下流から飛んで集まってくるのが壮観でした。

見物人も一人だけいて入れ替わりで帰ってしまい、わたしが帰る頃にまたぽつりと一人来ました。割合からすれば、見物人の方がハクチョウの飛来数よりも激減!!ということになりそうです。

深谷市のホームページ(http://www.city.fukaya.saitama.jp/syoukousinkou/hakucyou.html)は、最終更新日が「平成21年9月7日」です。深谷市観光協会(http://www.fukaya-ta.com/topics/20091023_963.html)は、「本日の白鳥飛来数53羽(平成22年2月9日現在)」としていますが、どこでいつどのようにカウントしているのか謎です。



ハクチョウは、一羽だけ川を遡るようにして水際まで近づいてきてくれました。羽根を大きく広げたときに撮ったつもりなのですが、ちょっと遅かったようです(^^;)

2010年2月5日金曜日

白雲に羽うちかはし飛ぶ白鳥



四日ぶり五回目の多々良沼でのハクチョウ見物でした。

一度くらいは、埼玉県深谷市(旧・川本)の荒川へ行ってみようかとも思いましたが、昨年から餌付けをしなくなってしまったことで飛来数は減っているでしょうし、流域のあちこちに群れが分散しているかもしれないので、今日も行きやすい多々良沼にしました。交通費も半分以下ですし、、。

相変わらず飛び立つとき、着水するとき、飛んでいるときの写真は、なかなかきれいに撮れません。

今朝もだいぶ冷え込んで、多々良沼も表面が薄く凍っているところが、かなり広くなっていました。夜明け頃は、風が吹いてなかったので助かりました。

今日は、多々良沼をほぼ一周して、そのまま館林市内まで歩いてしまいました。城沼にも数十羽のハクチョウがいましたが、遊覧船が通ったせいなのか、沼に向かって大きく奇声を発しはじめたオバサンのせいなのか、、、急に一斉に飛び立ってしまいました。

今日こそは、テキサスバーガーを食べるぞ!!と思っていましたが、お店に入ってみるとニューヨークバーガーに変わっていました。トマトとベーコン入りで単品410円でした。そのうちハワイアンとカリフォルニアが登場するようですが、いっそのこと全米全州の名前を付けたバーガーを発売したら、混乱を極めて面白そうです。

さてさて、ここからもひたすら歩くつもりでいたのですが、ふと時計を見ると4日前より1時間あとのバスがちょうどやってくる時刻だったので、それに乗ってしまいました。バスの中でペットボトル入りの水を飲んだら、、、「飲食禁止!!」と運転手に叱られました。ちゃんと前を見て運転してください!!(笑)

カメラには、撮影可能枚数として1500余りの数字が表示されていて、それが残り300まで撮影したら、実際には1900枚も撮影していました。1枚撮ると1つ数字が減ってゆくのに、どこで大幅にずれてしまうのかが謎です、、。

2010年2月4日木曜日

翡翠の紅一点につづまりぬ



以前、新宿から池袋へと移動しようとして地下鉄丸ノ内線に乗ってしまい、果てしなく長く思える乗車時間でしたが、、、今日も何も考えずにJR中央線で荻窪駅から飯田橋駅へと向かうのではなく、地下鉄丸ノ内線で後楽園駅まで乗ったら小一時間かかってしまいました。まぁお昼寝できたので、良かったですけど(笑)

荻窪でラーメンを食べなかったので、マクドナルドでテキサスバーガーを注文してみたら本日分既に売り切れ!!でした(^^;)

小石川後楽園へ行く前に梅見ならばここという牛天神・北野神社へと寄りました。「第二十八回牛天神紅梅まつり」の期間中(2月1日~25日)でした。梅はまだ咲き始めたばかりという感じでした。

小石川後楽園の梅も同様で、咲き具合はまだまだこれからですが、「呉服(くれは)枝垂」という名前の梅だけは満開状態でした。

梅林と円月橋の中間あたりで、カメラを持った人がいっぱいいると思ったら、、、なんとすぐ近くの枝にカワセミがいました(^^)

先日初めて一瞬だけカワセミを見ることができました。警戒心が強くて近くに人が近づくと逃げてしまうものらしいのですが、ここのカワセミは小石川後楽園生まれで人を恐れないらしく、まるっきり堂々としていました。

すぐ近くと言っても、コンパクトカメラとしては遠いので、めいっぱいのズームで撮ったものはみんなどれもピントが合ってくれませんでした(T_T)

このカワセミは、メスなのだそうです。スズメよりも小さいくらいでした。大田黒公園では、シジュウカラが撮れましたし、ここでカワセミまで撮れるとは予想外でした(^^)v

夢中になってシャッターを押していても、、、寒くて指の動きが固まってきそうな冷え込みでした。

服部半蔵は荻窪ラーメンを食べたか?!



日本列島まるごと冷え込んでいるようですが、立春の頃は寒さが極限に達して、それ以上は寒くならないので、春が始まるという風に考えた方がよいのかもしれません。

JR中央線の新宿と吉祥寺の間は、殆ど乗降したことのない駅ばかりの未踏空白域となってます。今日は初めて、荻窪へ行ってみました。地下鉄・丸ノ内線の起点・終点駅だということも今までまるで気付いていませんでした(^^;)

井伏鱒二の『荻窪風土記』をガイドブックにするには、ちょっと古すぎるかもしれませんね、、、若き太宰治も住んでいたはずですが、荻窪について何か書いていたかどうかは知りません。二・二六事件で襲撃された渡辺邸や近衛文麿の荻外荘も荻窪にあったそうですが、今回は昭和6年に建てられたという「高級な洋間の下宿」である「西郊ロッヂング」を見に出かけました。今は、本館が旅館として、昭和13年に建てられた新館が賃貸アパートになっていて、どちらも登録文化財だそうです。中には入らず、道路から見える範囲でしか見ていませんが、新館のアパート部分の外観は、「文化財」には見えない雰囲気でした。

そのすぐ近くには、「大田黒公園」があります。音楽家の大田黒元雄邸跡を杉並区が公園として無料公開しているものです。昭和8年に建築されたという洋館が仕事部屋だったそうで、中に入ることができます。ピアノは、修理中とのことで展示されていませんでした。

さらにここで、案内地図が置かれていて、、、角川書店の創立者・俳人の角川源義邸が「杉並区立角川庭園・幻戯山房~すぎなみ詩歌館~」として昨年の5月から公開されているということなので寄ってみることにしました。今日の一番乗りみたいでした(^^)

建物も庭もとりたてて面白味のあるものでもなさそうでしたが、庭の水琴窟は良い音がしました。ちょうど茶室の前では、白梅と紅梅が咲いており、柑橘類の黄色い実を付けた木とならんでいて良い感じでした。

駅前(南口)にあった岩森書店は、値段は高からず安からず各分野共に程良い品揃えの古書店でした。結局は、何も買わなかったのですが、欲しい本がいっぱいありました。

正午過ぎくらいだったので、まだ営業はしていないかもしれませんが「邪宗門」という名前の喫茶店を探しましたが、みつかりませんでした。こちらは、北口側です。「春木屋」というラーメン屋さんには行列ができていました。

角川庭園の梅の花が綺麗だったので、午後からの予定を変更して小石川後楽園へと向かいました。

2010年2月1日月曜日

兄は夜更け過ぎに雪絵と変わるだろう……



今夜は雪になるとの予報ですが、予報よりも早く雨が降ってきてしまいました。降り出すのは、夕方からと信じていたので傘を持たずに出かけて、予定よりも早めに帰途につきましたが、雨に濡れての帰宅となりました。

昨日は、エプソン品川アクアスタジアムで4回目のイルカ見物でした。1月30日21時、日本テレビのドラマ「左目探偵EYE(第2回)」で、イルカに誘拐の身代金900万円を渡すというシーンがありました。どこかのプールで調教されたイルカで撮っているのでしょうけどまるで「特撮」ではないように見えました(^^)

水族館にいる「ウツボ」を見るとなぜか国語の教科書に載っていたサンテグジュペリ『星の王子様』を思い出してしまいます。お話にでてくるのは、像を丸呑みにした「うわばみ」のエピソードなのですが、もうずっと以前から、ウツボイメージに乗っ取られてしまっています(^^;)

そして今日は、4回目の多々良沼でハクチョウ見物です。朝は、満月を2、3日過ぎたくらいの月も見えていて、日が昇ると青空が広がっていましたが、少しずつ雲が多くなってきました。

東武伊勢崎線・多々良駅(館林のひとつ先)のホームからは、いつも馬が一頭見えます。あまり広くはないですが、馬が走り回れるようにはなっているようです。この馬については、去年か一昨年から気付いてましたが、なんとその隣の家には、ダチョウが飼われてました!!身長は2メートル以上もありそうな巨大なダチョウです。これまた駅のホームから見えるので、電車が来るのを待つ時間退屈しません(^^)

今日は、城沼のほうにも行ってみることにしました。城沼にもコハクチョウが2群れほどいました。けっこう餌を与えに来る人がいるみたいで、こちらにいるほうが人慣れしている感じです。ただ土着のコブハクチョウが羽根を逆立てて威嚇したり追い払ったりしてしまうので、人の与える餌の大半は、数羽いるコブハクチョウが先に食べてしまっていそうでした。

城沼からは、雷電神社を経由して、東武日光線の板倉東洋大前駅まで歩いてしまうつもりでいましたが、空模様が怪しく暗くなってきたので、午後1時過ぎのバスで駅へと直行してしまいました。利根川を越えたらもう雨になっていました。