2010年11月17日水曜日

借景百景失敬ふゆはひゃっけいな



古峯神社の藁葺き社殿のなかには、自由に入れます。何百人分もの宿泊施設もあるようです。いろいろな奉納品が飾られていますが、、、江戸時代に欅の一刀彫り制作されたという巨大な一対の天狗の面は、見ておくとよいです。

赤い「大天狗」は、顔の長さが五尺八寸、鼻の高さが三尺、総重量は三十五貫八百匁あります。黒い「烏天狗」は、顔の長さが五尺二寸、鼻の高さ三尺、総重量が四十一貫八百匁です。二つ並んで壁に掛けられています。重量を合計すると300キロ近くもあるので、一般家庭では壁が崩れ落ちるかもしれませんね(笑)

「古峯園」は、輪王寺・逍遙園と同じく入園料300円ですが、広さは25倍ほどあります。初めて来たとき一回だけ園内に放し飼いになっていた鹿と遭遇することができました(参照:2008年11月10日のブログ)。

どうも今年は、奥日光~日光の紅葉時期の遅れに惑わされてしまったような感じがしています。都内は、ここ何年かで最も早い紅葉となったのではないでしょうか???

山のほうへ行ったらさらに紅葉は終わっていそうなので、11時半のバスで30キロ先の鹿沼市街地へととりあえず戻ることにしました。バスの運転手は、オバマさんそっくりでした。

4 件のコメント:

  1. 天狗の鼻はやはりあれなんでしょうかね。どうも卑猥なイメージが私は拭いきれません。上野の博物館に能面のコレクションがありますが、あれ角度を変えてみると面白いですよ。本当に泣いたり笑ったりしてるように見える。精緻な手法だなぁと舌を巻きます。

    オバマ鎌倉訪問は街が大パニックでした(^^;映画のように10台くらい黒塗りの車がどーっと、一瞬なんですけどね。大統領専用ヘリで来たのかな、仕事してて見れなかったのが残念でなりません。

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  2. 007穿孔された銃口からのぞく、姫がデフォルメしたのかなって思った。
    ぼくの従兄は熊撃ちゴルゴかな。けものみちで熊が現れるのを3日も4日も待ち続けるそうですよ。待つのが得意な男なのかというと、そうでもなくて、軽飛行機乗り継ぎ馬乗り継ぎ、カナダの奥地に鹿狩りにいったこともあります。

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  3. ふゆはひゃっけいな

    ↑よくわかる(^-^)
    ひやっこい【冷やっこい】ですよね!
     

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  4. 天狗を彫る気になったことは有りませんが、欅なんてもってのほかなので朴の木で仏像を彫ろうと思いました。一年くらい一刀彫を諦めてネズミ削りの要領で彫って見ました。
    出来あがったのは凸凹のコケシでした。
    肩こり解消には使えましたけど・・・・・

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