2010年9月3日金曜日
へっ大層機嫌がいいじゃねぇか、回り舞台に振り落し
桐生駅からわたらせ渓谷鐵道に乗って4つ先の大間々駅へと移動しました。ここでは、「ながめ余興場」という芝居小屋をみました。芝居を見たのではなく、芝居小屋という建物自体の見物です。
昭和12年に建てられたもので、回り舞台や花道、二階席まであります。見学料は、300円でした。受付のおばちゃんがそのまま案内人となって、いろいろと説明してくれました。他に見学者はいませんでした(^^)
大正14年(1924)に遊園地として開園したのが始まりのようです。芝居だけでなく浪曲、映画、歌謡ショーなどが連日開催された時期もあったそうです。最盛期には、2ヶ月間で30万人の客がきたとか、、。その頃の大間々町の人口は、一万数千人です。
昭和40年(1965)、梅沢清(梅沢富美男の父)一座による最後の芝居興行が行われた後は、昭和62年(1987)まで映画上映されていました。
平成になってから大間々町(現在は、みどり市)の所有となり大改修を経て、今ではいろいろな公演が開催されています。落語には適した広さらしいです。650席あります。
回り舞台は、舞台の下から棒を押して回すことができます(電動も可)。実際にくるりと舞台を回す芝居や歌舞伎を見たことないので分かりませんけど、どちら側に回すか暗黙の決まりみたいなものがあったりするのでしょうか?
わたらせ渓谷鐵道は、明治・大正時代に建設されたまま更新されていない駅舎などの鉄道施設をいくつも現役使用しているので、古いもの見物にはよいところなのですが、1時間に1本くらいしか走っていないので、駅に着いてから1時間後の便で帰ることにしました。さらに相生駅で乗り換える東武鉄道も1時間に1本、太田駅での乗り換えも待ち時間が30分くらいありました。
桐生駅と大間々駅前の観光案内所で、バッグが重たくなるくらいの地図や資料をゲットしました(^^)
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地図や資料・・収集は好きだったけど結局始末ができずにゴミにしてしまうので今は手に取らないようにしてます!(^^)!
返信削除「お前ぇ天神の太兵衛か?へへっ、大層機嫌がいいじゃねぇか。」主水の一言だったのですね^^
返信削除そう言えば、これまでに生の落語を見た事がありません。こんな芝居小屋で観てみたいです。
返信削除ただ、最近は聞きたい噺家がいないからなぁ。。。先日、DVDで柳家小三治を聴きましたが、思ったよりオーソドックスにこなし、安定して聴けると再発見しました。こちらも年を取ってきたから分かるようになったのかなと(^^;