蝶がひらひらてふてふしている温室には、3時間くらいいたかと思うのですが、その間に4、5人が足早に通過していっただけで、あとはずっと一人独占貸し切り状態でした。最初から年間パスポートを買えばよかったと思ったくらいです。「ぐんま昆虫の森」入園者数は、5年間で60万人超とのことです。この種の施設として、大きい数字なのかそうでないのかは分かりませんが、、。
小学生までなら捕虫網を貸し出しているようでした。釣りのキャッチアンドリリースみたいなものかもしれません。
どこからか移築したのか、茅葺き屋根の古民家があって、その周りには「里山」の風景みたいなものが再現されていました。莚が敷かれた部屋には、養蚕らしき展示物がありました。別の部屋にずいぶんと古い繭があったので、これも作り物かと思って触ってみたら、ぐにゅっとにょろにょろしていて、葉っぱの間に白い芋虫がうようよ蠢いていました。本物の蚕を見たのは初めてのような気がします。
午後からは晴れて暑くなりました。温室に長くいたので、広大な園内はほんの一部しか歩けませんでした。樹液をだしているクヌギの木などもあちこちにあるようで、もう少し時期が早ければ、カブトムシやオオムラサキを自然の状態で見ることが出来たかもしれません。
帰りは、古墳を見たりして上毛電鉄に乗ってゆくつもりでいましたが、時間が無くなってしまったので、来た道を赤城駅まで引き返しました。無駄な乗り換え時間が発生せずに帰ることができました(^^)
そういえばこの地域は世界有数の養蚕地帯だったのですね、めくられたスカートからのぞく絹のストッキングは何人もの男を狂わしたので笑。世界と冠のつくものがこの国にはなくなってきたと思っていたら、、ちなみにオオサンショウウオが該当するらしいのですが、幽霊100歳老齢人口世界一がエントリーできそうですね、23万人いるそうです(爆
返信削除今年の巾着田曼珠沙華の開花は遅れているそうで明日行ってみようかとネットで調べたらまだ咲いていないみたいです。
夏の温室で3時間、、、何を考えていらっしゃったのですか?!
5年間で60万人は均等平均で1日333人!です。曜日毎のウエイトを乗せると数年前の土日などは日に1000人以上の入場者があったのではないでしょうか!!
次郎物語だっけ、無計画の計画って(^^)
返信削除あれを思い出しました。
私は植物園の温室が好きで、少しでも長くいるために、本でも持ってくれば良かったと毎回後悔するのですが、持って行ったためしはありません(^^;
奥様の実家は、地名に桑がつくほど養蚕のさかんだった地域。彼女は見た事あるそうですが、私はありません。それこそ教科書だけの知識。結局は蛾だよな...程度の認識。見たいとも思わないけどね(^^;
無駄な乗り換え時間、いつも何をして過ごされてますか?
山田の家には養蚕部屋が有りました。
返信削除オハグロのおばあさんが庭で蚕を煮て糸を紡いでるのを見てました。
自分たちが着る分は綿畑から収穫した綿の実を打って糸に紡いで、織ってました。
ボロボロになっても捨てられず、着るしかなかったですね。
最近の中年がボロボロのズボンを刷いてるのを見ると、なんと無精で貧乏なんだろうと思います。
ボロは着てても心は錦なんでしょうか!(^^)!