2010年8月21日土曜日

江戸まで三日三晩の木材筏



「山本有三ふるさと記念館」は、蔵の裏に主屋を増築したようなへんてこりん!!な造りでした。すぐ近くにある「あだち好古館」は、以前に入ったことがあるのでやめておきました。先祖が買い集めた仏像やら美術品などが展示されています。なにか太い筋の通ったコレクションならよかったのですが、、。

メインストリートを渡って、「栃木市郷土参考館」(入場無料)に寄りました。質屋をやっていた板倉家の主屋と土蔵で、約200年前の建物だそうです。入口は、格子のくぐり戸になっています。蔵の梁は、これまで見た蔵の中で一番太いものでした。「松の一本通しの梁垂木」なのだそうです。展示物は、遺跡からの発掘した破片とか、、あまり面白い物はありませんでした。

巴波川の岸へと戻って、「塚田歴史伝説館」に入ってみることにしました。「ハイテクロボット蔵芝居」と大書してあるあたりが、胡散臭くてこれまで敬遠してました(^^;)

塚田家は、江戸時代後期から木材廻船問屋を営んでおり巴波川から利根川を経由して深川の木場まで材木を運んでいたとのことです。「江東区中川船番所資料館」のあたりを通ったわけですね(^^)

700円の入場料を払って入ると三味線ばあさんロボットが都々逸を披露してました。サザエさんのお母さんの声だとかなんとか言ってました。

13分ほどの全自動人形劇がメインの見世物のようでした。ここでも脈絡のない「お宝」があれこれ展示されていました。ミニテーマパークという感じですが、リピーターは皆無かもしれません。ロボットにつぎ込んだお金は回収できたのでしょうかね???(笑)

テレビで「蔵の街・栃木で~す!!」などと放送されるのは、たいてい決まって、この塚田歴史伝説館のあたりになります。舟にも乗れるようなのですが、船頭さんがひとり退屈そうに佇んでました。

最後に創業は明治2年だという「片岡写真館」へ、、、今も営業中の写真屋さんですが、幕末頃の写真が展示されています。建物は煉瓦造りで古いのか新しいのか、よくわかりませんでした。

駅の近くでお昼を食べたら、、、お釣りがを100円少なく受け取って店を出てしまいました(T_T)

4 件のコメント:

  1. お釣りを間違えて気がつかなかった!(^^)!
    もしかして退屈そうな船頭さん!
    ロボットだったかも知れませんね(^-^)

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  2. 日記の中に気分の変動をほとんど引き込まないですよね。ぼくなんか酒でへべれけになってる時に書き込んだりして大失敗を犯すのですけど(笑)、、毎日どこかに出かけるインセンティヴを知りたいなあ。

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  3. ミンミンの品格に比べて我を見るようなアブラ・・むかし あの蝉の粉を吹いたような黒い背中を磨いて艶々にしてあげた!(^^)!

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  4. ○×資料館と銘打ち特殊法人など作って運営していますが、貧困な発送と主体が法人作りにあるためなのか、つまらないものは多いですね。

    作るのでなく守る方にお金をかけて欲しい。

    ただそう願うだけです。利根川水域の川船は日本を代表し、かつ独特な文化です。全長30m近い高瀬舟や、セイジと言って宿泊施設を備えているのもあります。ちんけなロボットや模型で無く、本物をね。保存して欲しい(^^)

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