2010年8月19日木曜日

油断大敵あぶらかだぶらみんみんみん



今日は雨になるという天気予報を信じていたので、なかなかお出かけ先が決まりませんでした。結局、改修工事ということで一年くらい休館していた江東区深川江戸資料館へ行ってみました。

江戸末期、天保年間の頃の深川佐賀町の町並みを想定復元したという映画のセットみたいな展示です。ワンルーム長屋、商店、船宿、蔵などのなかに靴を脱いであがれます。久しぶりなので記憶が曖昧ですが、特にどこを直したのかよく分かりませんでした。目新しい展示もなかったように思えました。

油断しているとすぐに説明ボランティアの爺婆がよってきて「これは……」と訊いてもいないことをあれこれ説明してくれます(^^;)

霊巌寺には、徳川八代将軍・吉宗の曽孫にあたる松平定信の墓があります。高いコンクリートの塀と閉ざされた鉄の門で、よく見えないのですが、今日は草刈り作業と木の剪定をしていたので、門が開いていました。

境内には、アブラゼミとミンミンゼミがいました。最初は、カメラを向けると逃げてしまったのですが、しばらくいるとセミも油断したのか、上下左右から近接撮影させてくれました。

正午近くになるともう雨が降るような気配は微塵もないくらいに太陽が照りつけてました。

清澄庭園の木蔭で、のんびりパンでも囓ろうと思っていましたが、池の反対側にいつものアオサギの姿が見えたので、昼食を中断して駆けつけてみると、もうどこかに移動してました。どうやら、ほとんど毎日来て、池の鯉や亀に餌をあげている婆さんをアオサギが追っているようでした。この婆さんが撒く餌をアオサギが食べるのではなくて、餌によってきた小魚を狙うわけです。この婆さんは、婆さんで誰か近くに人が来ると餌を撒くのをやめてしまう習性があります(笑)

2 件のコメント:

  1. 昨日、とうとうツクツクボウシの声を聴いてしまいました。夏も終わりに近づいたようですね。人がいると餌をあげない。それなりの理由があるのでしょうが、意地悪に見えるよね(^^;

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  2. この角度では♂♀の区別がつかないけど、剣道の面を被ったような顔をして逞しくも美しく日本を代表するセミだと思います。この夏は土方さんのようなアブラゼミの声を聞いてませんが、みんみんみんなのみーんみーんは何度も聞きました。
    水平の木に止まって撮らせてくれたみんみんさん・・・風格が有って素敵です。

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