2010年8月6日金曜日

身の丈88尺8寸8分、武蔵の空木は一体何尺?!



大谷観音のすぐ隣にある大谷石の採石場跡には、昭和23年から31年にかけて手彫りで造られた88尺8寸8分(26.93メートル)の観音菩薩像があります。ここは、小学生の時に遠足で来て、大谷石で造られたカエルの置物をお土産に買ったような記憶があるのですが、なんだか曖昧で既視感がまるでありませんでした。実は、この平和観音を「大谷観音」だと思っていました。

周辺の土産物屋は、ほとんど廃墟化してそうでした。少し歩くと「奇岩群御止山」が見えてきます。「陸の松島」とも呼ばれているそうです。

さらに少し歩くと「大谷資料館」があります。広大な地下採石場跡で、まるでよその国の古代神殿にでも迷い込んだような感じです。天井がずいぶんと高い!!

「完徹」後の睡魔などどこかへ退散してしまいました\(^^)/

気温は、摂氏12度となっていました。冬は、1~5度まで下がるようです。気温の割には、湿度が高そうでした。滴がぽたりぽたりと落ちてきます。

コンサート会場や結婚式場としても使われているようでした。軍需工場として使われていたところや現役の食料貯蔵庫となっているような公開されていない部分を含めると、とんでもない広さになるのでは???

床は濡れていますし、ゆっくりと座って寛げるような場所はありませんでした。ストロボを使って写真を撮ると「オーブ」しか写りませんでした(^^;)

地上へ戻るとムッとする高湿度の気温35度、、、カメラのレンズは内部に結露してしばらくなにも撮れなくなりました。

それにしても予想以上の産業遺産でした。

1時間に1本しかないバスで宇都宮の市街地へと戻りました。二荒山神社に寄りました。女坂が工事中でした。餃子ではなく、つけ麺を食べて帰ることにしました(^^)

4 件のコメント:

  1. 熱中症の心配はないのですか?
    いくらなんでも乱暴な散歩のように思いますが(;一_一)
    大谷石の土産蛙は紛失ですか?
    昭和30年ごろに建築ブームで大谷石を使い果たしたので戦前の大谷石は綺麗で丈夫だけど昭和40年以降の大谷石は雨で溶ける粗悪品が多いですね。
    お土産に買った蛙は、まだ良質のものだったに違いないので貴重品です!(^^)!
    探し出したら巾着袋に入れてぶら下げてください(*^_^*)

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  2. 年代を間違えてしまいました( ^)o(^ )
    姫が買った大谷石は既に良質のものではないかもしれません(;一_一)
    私が小学生のころの大谷石なら・・・(;一_一)

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  3. カエルの置物は、トイレの中に飾ってあります。子供のお小遣いで買える程度のものですから、もともと使えない石なのでは???

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  4. へぇ(・・)行った事ないです。この石造はレリーフなんですね。結露するくらい温度差があるのかφ(.. )

    廃墟化したみやげ物屋。。。妙に惹かれます。

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