2010年6月29日火曜日

OFF LIMITS やんきー!!



簡単な英語ほど意味を取り違えてしまうことがあるものです。「OFF LIMITS」は、「制限なし」ということではありません。

何年か前に、この文字が書かれた写真を見てからずっとその場所へ行ってみたいと思っていました。実は、もう2、3回ここで写真を撮っていながら文字には気付きませんでした。もっと植木が茂っていたとかあったのかもしれませんが、、、やっと見つけられたということが、この建物が消えてなくなる日も近いということにならなければと思います(^^;)

国道6号・水戸街道「東向島1」の交差点から首都高速向島入口のある墨堤通りまでの「鳩の街通り商店街」にあります。吉行淳之介『原色の街』は、どこにでもありそうな下町商店街になっています。荷風の『墨東綺譚』がそうであったように『驟雨』が似合う土地柄なのかもしれません。

この近くには、昭和2年に建てられた木造長屋で営業している昭和レトロな喫茶店「こぐま」があります。スカイツリー目近見物の折りに懐かしき昭和を思い出し、近所を子供の頃の木の実ナナさんが走り回っている姿を幻視するのも楽しいかもしれません。

3 件のコメント:

  1. これ、昔住んでた大井町のアパート裏に似てます(笑)

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  2. むかし横浜本牧の海水浴場へ向かう時に・・・OFF LIMIT・・の標識を見てました。 金網の向こうは蒲鉾ハウスが並んで綺麗な芝生が広がり、金髪で青い目の子供たちが幸せそうでした。

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  3. 進駐軍が居た時代(いまでも居るのか(^^;朝日グラビアなどが掲載する写真によく見かける文字ですね。名古屋に100m道路と呼ばれる太い道が街の中央を走っていますが、もともとは爆撃で開けた場所、進駐軍が占拠してた所跡地を利用しています。近くに刑務所、千早と言う大きな遊郭もありましたが、現在は名古屋大学医学部の一部に当時の面影を残すのみ。子供の頃なら何処かの道端で、見たかもしれないけど、今はどこにもないでしょうね。

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