2010年6月9日水曜日

2億5000万年前の大絶滅お散歩!?



先日は足利と佐野の間にある隧道を見に出かけましたが、現在使われている昭和の時代に造られたものしか通ることができなくて残念なものがありました。今日もまた佐野市内ですが、、、東武佐野線・葛生駅には午前7時半頃に到着しました。雨も降りそうな朝でした。

初めて降りた駅ですが、歩き始めてみると以前に車で通ったことがあるような感じもする景色でした。いくつものセメント工場や採石場があるようで、大型ダンプカーが次々に往来してました。なんだか埃っぽい場所で、道端も川も灰色です。

民家の塀の上を大きなキジが悠々と歩いていました。巨大なカエルもおりました。駅から1時間ほど歩いて、本日の目的地である「宇津野洞窟」に着きました。観光パンフレットには、午前9時からと書いてあったので、30分ほど待たないと入れないのかと思いましたが、門は開いていて、鍵を取り付ける金具も壊れていました。

説明看板に拠りますと「本洞窟の原型は新生代第三紀以後洪積世を通じて発達したもので、地下水の働きにより、石灰岩が溶かされ現在の姿になったと思われる。(中略)葛生町一帯には、約2億5000万年前に形成されたと思われる石灰岩ドロマイトを主とした地層が、延長30Km、直径8Km南西に開いた馬蹄形をなして分布している。」などなどと書いてありました。単に洞窟ではなく、ぷち鍾乳洞でした(^^)

蛍光灯は、年中点いたままなのか、灯りの前にだけ雑草や苔が生育していました。写真は、色々鮮やかですが、暗いので実際には色などほとんど見えていませんでした。

外に出ると少し蒸し暑く感じました。洞窟の中はひんやりとしています。1時間半ほどいて帰ることにしたら、若い男女と道ですれ違いました。駐車場には、「野田」ナンバーの車が駐まっていました。

「葛生化石館」を見物しました。アンモナイトやマンモスの骨格標本(レプリカ)などが展示されています。無料です。「化石の入った石灰岩」を一人ひとつお持ち下さいと書いてあったので、小さな石を一つ貰ってきましたが、どこにフリズナなどの化石が見えるのか、全然分かりません(^^;)

「葛生伝承館」も入ってみましたが、今は五月人形が展示されていました。すぐに退散です。

午後からは、館林へと移動して、もうそろそろ菖蒲園が見頃なのではないかと思ったのですが、まだほんの少ししか花が咲いていませんでした。でも明日10日から27日まで「花菖蒲まつり」期間となるようです。

3 件のコメント:

  1. 民家の塀の上の大きなキジと巨大なカエル・・・そちらの写真を見たい!
    洞窟探検に雉と蛙がお供したとか(*^_^*)

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  2. 化石が見つかるということはむかし日本は海の底だったってことですよね。異なる時間のスケールの中にまよいこみそうで、不思議。

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  3. 菖蒲、好きだなぁ。私の故郷の県花はカキツバタ、近所に菖蒲祭りをやる公園などもあり、子供の頃から親しく観ています。屋台が目当てなんだけどね(^^;

    館林の菖蒲、ネット情報ではどこも10日からと書いてますが、、、大丈夫かな。

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