2010年4月26日月曜日

乙女心のオンリー難婆ワン



嘉永6年、坂本龍馬がペリーの黒船を目撃して腰を抜かしている頃に正田文右衛門が店舗として建てた家が正田記念館として現在も館林駅前にあります。17世紀頃から代々、米穀商を営み、明治6年から醤油の醸造業へと転じています。

記念館に入ってすぐ左側に家系図が掲示されていて、現皇后美智子様のお父様・正田英三郎氏の名前もありました。日清製粉は、館林製粉という名前で創立されたみたいです。

館林駅前には明治後期に建てられた事務所で、今は「製粉記念館」(見学は要予約とのこと)となっている建物があるはずなのですが、門番のいる日清製粉の敷地内にあるのか、よくわかりませんでした。

今朝は午前7時前に館林駅へと到着しました。駅前には、躑躅ヶ岡公園のツツジは「二分咲き」と掲示されていました。ツツジの開花時期だけ公園への入場が有料になるのですが、どうやら午前7時から徴収開始のようです。早起きは、600円の得!!になりそうです。公園への到着は7時20分くらいで、なぜかチケットに印字されたナンバー「000001」でした(^^)

このチケットには「世界にほこる日本一のツツジの名園」と書かれていますが、「つつじまつり」のチラシのほうは、「世界一のつつじと分福茶釜のまち館林」となっています。「ギネス世界記録認定・世界一こいのぼりの里まつり」も同時開催していますし、夏になると「日本一暑い街」という大看板が市役所前にたてられます。とっても一番が好きな土地柄のようです。

もしかすると館林藩主から徳川五代将軍となったNo.わんわん綱吉の頃からの伝統なのかもしれませんね(笑)

写真は、推定樹齢650年、樹高4m、枝張り長径3.5m、オオヤマツツジ系「乙女心」です。説明看板には、「館林の新品種ツツジとしてデビュー」とも書いてあって、なんで樹齢650年なのに「新品種」なのかが謎(^^;)

個体によって咲く時期の異なるツツジを何分咲きと表示するのが、そもそも間違っているのかもしれませんが、、、「二分咲き」を全体の二割程度の株が開花していると理解して、ああそのくらいだなぁと納得していたのですが、館林駅前へと戻ったら「5分咲き」という表示に付け替えられていました。

足利市駅まで移動しました。松村記念館は、今日もお休みです。鑁阿寺の大銀杏は若葉がいっぱいでてきていました。乙女心に比べると百年くらい若い木なのですね、、。足利学校前にある古書店は定休日でした。昼食を食べて、正午過ぎのJR両毛線で足利駅からひとつ先の富田駅へとまた移動です。

こちらも「世界一」と言っているのが、あしかがフラワーパークの藤です。例年ならもう咲いている時期なのかもしれません。ホームページなどでは「まもなく開花」としていますが、つまりまだまるで咲いてないということです。

でも既にずっと前に予定を組んだツアーなのか、大型観光バスが駐車場を埋め尽くして、大勢の人がやってきていました。本日の入園料金は昨日より百円増で、1100円になっていました。

藤のソフトクリーム(350円)を買うのも行列でした、、。

2 件のコメント:

  1. いい日和でしたね(^^)天気予報ではやっと例年並の春の日和ですと報じてましたが、忘れてしまう物ですね、暑いなと感じたくらいでう。今日からまた雨が降るそうですが、これだけ変だと、こちらの季節感が狂う気がしてなりません。ああ、実際も狂ってるからいいのか(^^;

    返信削除
  2. 館林(桐生だったかも)・・・叔母の住んでいる場所なのにいままでほとんど知らなかった。 ぼくは車での移動が多いのですが、国道50号線沿いに佐野・館林・足利・桐生と訪ねたいと思っています。描写がとても正確なので、いつも知識をそのまま吸収しています^^v 今回の洒落は☆☆☆☆☆(星いつちゅ)です!!

    返信削除