2010年4月19日月曜日

八百万の神遊びこれぞ神楽のはじめなる



登谷山の最終チェックポイントを通過すると、あとはもう寄居の街に向かって山を下るだけなので、急げば午前中にゴールできそうな感じでした。

登谷高原牧場の中には、アマチュアの天体観測所が10棟くらいあります。「スライディングルーフ」と言って、屋根が横にずれて空が見える建物が多く、半球のドーム式観測所は2棟だけのようでした。

釜山神社に寄りました。ちょうど祭礼日だったようで、神楽舞(?)を見ることができました。神様への奉納なので見物人はいらないのかもしれませんが、ハイキングのついでに来てみた人をふくめても十人くらいしかおりませんでした。「舞い」と「踊り」の違いは、手のひらの向きだとどこかで読んだ気がしますが、どうなのでしょう???

神社の裏手から奥に入って、アップダウンの激しい山道を行くと「日本名水百選」のひとつとなっている「日本水(やまとみず)」の源泉があります。昔々、日本武尊が咽喉が渇いたので剣を岩に突き刺したら水が湧いてきたのだそうです。冷たくて一杯しか飲めなかったとのことです。ここが珍しいのは、山の山頂近くで水が湧き出ているということかもしれません。数年前から岩が崩落する危険があるということで立入禁止になっています。湧水は、配管で導かれ少し下の道路沿いで汲むことができます。日本水は、風布川の源流でもあります。

だいぶ前に親戚の3歳児の手を引きながら源泉まで行きました。その子もとっくに成人していますし、月日もまた激流です(笑)

1 件のコメント:

  1. 舞と踊り、ネットで調べる限り、なるほどそうか!と膝を打つような明解な説明はなかったですね。違いはあるようですが、要約してこうと言う情報は得られませんでした。舞は神聖で奉げる物であり、舞う事を踊るとは言わないそうです。踊りは格下の扱いみたいですねす。英語では両方ともdanceです。

    手を引かれて源泉に、当時の三歳児は覚えているかな?(^^)

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