2010年3月20日土曜日

バイバイ梅園、まんずまんずあんず



「都立9庭園共通パスポート」の有効期限が今日までなので、次にどこかの庭園へ入ろうとした時に買えば済むことなのですが、買っておくことにしました。4000円です。パスポートが発売開始となった2008年に旧芝離宮庭園で購入して、No.00002でした。そして昨年は、No.00048だったので、また一年が過ぎてどれほど販売されたのか楽しみに3年連続で、旧芝離宮にて入手することにしました。今年は、No.00093でした。初年度に印刷した分を売り切るまでには、まだまだ何年もかかりそうです。

都立の庭園の入園料は、150円が5ヶ所、300円が3ヶ所、一番高い旧岩崎邸庭園が400円なので、年間パスの適正価格は、1200円以下程度ではないでしょうか???

都営地下鉄で大門駅から西馬込駅へと移動して、一昨日その存在を知った「大田区立池上梅園」へと行ってみることにしました。もう梅の花は終わっていそうですが、一年待っていられません(^^;)

池上本門寺の西側にあって、急な斜面の上は柵があって、本門寺の墓地でした。最初は、日本画家・伊東深水の自宅兼アトリエ「月白山荘」があったとのことです。それが戦災で焼失してしまい、戦後は築地の料亭経営者が別邸として使っていたそうです。東京都に譲渡され、今は大田区に移管されています。入園料は、100円でした。

藤山愛一郎所有だった「聴雨庵」という茶室もあります。昭和19年には、そこで東条内閣打倒の密議がなされたとのことです。

アンズとスモモの花が咲いていただけで、梅はもうほとんど花が終わっていました。梅は、桜のようにすぐに若葉がでてこないもののようでした。

池上本門寺のなかには、「松濤園」という小堀遠州作と伝わる日本庭園があるそうなのですが、十の問いに正解した人だけが入れる(無料)のだそうです。誰か、どんな問いなのか知りませんか?(笑)

今日は、本門寺には寄りませんでした。写真は、スモモです。

2 件のコメント:

  1. パスポートの印刷代とか販売管理費とか・・・
    入場無料にしたほうが安上がりでしょうね。
    民間の露天商みたいなのを入れて上納金取上げた方が儲かると思う(^_-)-☆

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  2. この券は試験的発売なのだそうですが、老人が2000円と半値に設定してあります。財団法人公園協会への費用捻出が、都建設局予算だけで足りないから、差額の2000円x印刷枚数分を、民生局から予算移動するための役所の常套手段かもしれませんね(・・)それか、印刷業務を発生させる事の方がもっと重要なのかもね。

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