2010年2月23日火曜日
奥日光ひかりのどけき春はまだまだツアー第三日目
中禅寺湖は、標高1269mで自然にできた大きな湖としては最も高いところにあります。気温は、北海道並みと言われていますが、湖が凍ることはないようです。でも風に飛ばされた水滴や波で湖畔にある樹木や岩などは、まるでガラスでコーティングされたように表面が凍ってしまったりして、あちこちに不思議な形のオブジェができあがるようです。
いつも歌ヶ浜の隅にあるモミジの木は、氷に閉じ込められたような状態になっているのですが、今日は少しも凍っていませんでした。湖畔も樹氷みたくなっている木々はみあたりませんでした。屋根の上の雪は、一斉に溶け出して飛沫を飛ばし、時折雪崩落ちてきていました。だいぶ気温も上昇したようで、厚着して歩くと汗ばんでしまいました。
中禅寺温泉のバス停から阿世潟の少し先まで歩いて、また引き返してきました。紅葉がキレイなことで知られているブーツのような形をした八丁出島は、遊歩道がつくられていないので、あまり立ち入ったことはなかったのですが、、、今日は、雪に埋もれながら遊歩道を行くよりは楽そうなので、水際を歩いてみました。大きな岩ばかりのところもあれば、歩きやすい砂浜もありでした。もうあと少しで八丁出島の周りを全部歩ける直前で、多くの倒木に塞がれてしまい、急な斜面を滑り落ちそうになりながら這い上がることになってしまいました(^^;)
イタリア大使館別荘記念公園から先は、もう誰にも出会いませんでした。阿世潟周辺のスノーシューの足跡も消えかかっていて、ここ何日かは人が来ていないようでした。
八丁出島で崖を登ってからは、どこも歩きにくい感じでしたが、猿や鹿の足跡を見つけてそれをたどったら楽にまた水際まで戻ることができました。鹿や猿も歩きやすいところを選んで歩いているのでした。
まるでロールシャッハテスト図版のような写真がたくさん撮れました。中禅寺湖の湖面が波立たないで鏡のようになっているというのも珍しいのかもしれません。
写真中央より少し左の高い山が社山(1827m)です。その真下に黒っぽく伸びているのが、八丁出島になります。写真の右端のほうが白根山(2578m)になります。
明日が奥日光連続日帰りツアー最終日です。
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難しいことは分からないし地理や歴史も苦手ですが、鹿の通れる道ならば・・・で義経がひよどり越えした話を思い出しました。
返信削除鹿が通って居なかったら、平家も追い詰められなかったのに・・・
ロールシャッハは音声の波に見えました。
烏帽子を被った聖徳太子が横になって見えます(笑)
返信削除>猿や鹿の足跡を見つけてそれをたどった
返信削除見つけるんだ、で、たどるんだ(^^;
氷の張らない湖面。波が高いと張り難いとは聞きましたが、鏡のような水面です。何故張らないのか不思議。ちなみに池や湖で波を発生させるのは風だけのようです。
中禅寺湖畔から撮った写真でデジブックを作りました(^^)
返信削除http://www.digibook.net/d/c455e71ba1df9a95ae1c87641bc2c86b/