2009年12月2日水曜日

坂の下の蜘蛛の糸

午前5時半に家を出て、午前9時過ぎの到着となりまして、富岡製糸場を見物してきました。
高崎駅で上信電鉄へと乗り換えようとしたら、ヒトラー顔の白人親爺が「負けて怒鳴るぞ!!」と大きな声で繰り返しながら迫ってくるので、何事かと思えばマクドナルドを探しているようでした。JRの改札を出た正面に左矢印の付いた「M」看板があったような気がしたので、そっちを指さしてあげました。帰りにそこで昼食にしたのですが、さらに右へ曲がらないといけませんでした。
上信電鉄では「富岡製糸場見学往復割引乗車券」というのを買うことにしました。入場券と乗車券とがセットで、2040円分が1600円になります。
上州富岡駅で下車して、富岡製糸場へと向かう気配のある人は他に誰もいませんでした。もしかしたら今日の一番乗りかもしれないと思っていましたが、オバハンが旗をふりふり団体さんがぞろぞろとやって来ました。大型バスが入りにくいところなので、太い通りでバスを降りて歩いてきたようでした。
受付で「よろしかったら団体さんと一緒に説明をお聞き下さい」と言われましたが、さっさと単独行動することにしました。
明治初期に建てられた木骨煉瓦造りの巨大な建物は、今も美しいのですが、、、下野煉瓦工場跡を見たときのようなわくわくするものが皆無でした。製糸をしないにしても他の工場や倉庫として、いくらでも使い途のありそうな建物でした。もう風化してゆくだけみたいな廃墟の方が好きです。
建物の内部に入れるのは、ほんの少しだけでした。あとは外見だけの見物ですが、それも敷地内の半分くらいは立入禁止なので、たぶん説明を聞きながらでも小一時間で見終えてしまうかと思います。
女工さんの墓があるという龍光寺に寄って、11時頃に駅へと戻ったら、次の電車が来るまで40分ほどありましたが、駅の近くに見るべき所は特にないようです。水曜日が商店の定休日の街なら問題ないのですが、、、ほとんどどのお店もシャッターが下りたままでした。車の通行量も少なそうで、信号機もあまりありませんでした。
銀河鉄道999の塗装をした電車が来ました。内部の天井にも絵が刷られていました。
高崎は、10年ほど前までよく仕事で行った所ですが、電車に乗って行ったのは今回が初めてです。来るときは大宮から高崎線を使いましたが、帰りは、両毛線で終点の小山まで行って宇都宮線へと乗り換えて帰ることにしました。
上州名物の「からっ風」も吹かずに穏やかで暖かい日でした(^^)

1 件のコメント:

  1. あの日記で書いてたから、きっといつか行くだろうなと思っていました(^^)/
    米国人であれば、マクダノと呼ぶと思いますから、最後の「るぞ」のあたりは、is where?なんて言ってたんですかね(^^)
    廃工場の迫力ほどないφ(.. ) 。。。ちょっと残念です。お金をかけて補修したのかな。

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