2009年12月10日木曜日

本はよく焼いてから読め!!



一昨日の夜、昨年と今年使っている手帳と同じ来年のを買いに、通勤とは関係のないJR御茶ノ水駅でわざわざ下車しました。昨年は確かにそこで手に入れたのですが、今年は売っていなくて無駄足となってしまいました。今日は、日本橋にあるその店の本店を見てみましたが、やはり売っていませんでした。

昨年の暮れに手帳を買いに出かけた時は、銀座の伊東屋から始めてなかなかみつからなかったような覚えがあります。伊東屋の5階手帳売り場では、メーカー別に案内番号まで表示して並べられていましたが、欲しい手帳は存在していませんでした。あきらめて、一昨年使っていたのと同じ手帳を買うことにしました。

有楽町駅から浦和駅へと移動して、うらわ美術館へと行きました。”オブジェの方へ-変貌する「本」の世界”という展示が来年1月24日までです。

文庫本のページを折っただけみたいな、先にやったもん勝ち!!作品もありました。1000度以上の高温で雑誌や本を焼くと陶器みたいになるようです。燃えないように焼くのでしょうけど作家の造形力はどこにあることになるのでしょう???

2000冊の本を焼いてコールタールを塗ったという臭い作品も床に広いスペースを取って置かれていました。保存や移動はどうするのかということの方が気になりました。

オブジェになりつつあるということではなく、ほとんどもう「本」というものではなくなっている感じでした。

うらわ美術館のある建物は、バブル期の頃にオープンして大規模な電飾イルミネーションなどを行っていたシティホテルだったところかと思います。しばらく来なかった間に旧中山道沿いにあるお店などもだいぶ変化があったのかもしれません、、。

1 件のコメント:

  1. え、三省堂売ってないの?時代なんですかね。以前は、リーマン界なら年末の挨拶や会社から、ダイアリーや手帳は、買わなくても豊富に手に入りましたが、今は殆どないそうで、寂しい限りです。

    本のオブジェといえば、横浜の赤レンガ倉庫に、本箱に並べられる小物入れを何種類か売ってます。洋風の装丁な感じでなかなか良かったですが、作りがちょっとチープでね。買わなかった(^^;

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