2009年12月24日木曜日

巨石群は永遠に不滅です!!





まずは訂正で、昨日「本日は、冬至」みたいに書いてしまいましたが、冬至は一昨日の22日でした。これから日の入りは、どんどん遅くなるでしょうが、日の出の方も一月中旬までは遅くなります。

歩き始めてから約5時間で、やっと「名草巨石群」のある名草弁天・厳島神社へと到着しました。がん!!ガン!!岩!!と大きな岩が転がっているだけというところを想像していましたが、単なる巨石ではなくて、天然記念物となっていました。

説明看板には、「粗粒の花崗岩が節理にそって玉ねぎ状にわれ水に洗われ風化した結果、中心部が球状に残留して、巨岩の累積した形となったものです。」と書いてありましたが、ちーとも理解不能でございます(^^;)

実際に巨石を見てしまうと、さらにその説明が謎になってきました。厳島神社の本殿は、いくつかの巨大卵のような岩の上に建てられていました。写真の岩は、「弁慶の割石」という名前が付いていて、弁慶が岩の上で錫杖を突いたら、割れちゃったと言い伝えられているそうです。天然記念物を壊しちゃいけませんね(笑)

鏡餅のような形をした「御供石」は、とっても巨大で弁慶にも割れそうにないくらいでした。子宝に恵まれるという「胎内くぐり」できる巨石もありました。案内板には「奥の院には、カエデの木が巨石に喰い込んで根を張った石割楓があります」と書かれていましたが、カエデの木らしきものが根巻きされて横倒しになっていました。

昼食にしたりして1時間ほど厳島神社内をうろうろしていたので、足利市駅まで13キロ以上ある帰り道を急がねばなりません。ハイキングコースではなく一般舗装道を歩くことにしました。

しばらく歩いて、最初の飲料とタバコの自販機があるところに、なんとバス停の表示がありました。1日に5回だけの運行ですが、ちょうど10分くらい待てばバスが来そうでした。足利市駅行きなので、歩いてきた山の方からバスが走ってくるのだと思っていたら、市街地の方から何分か遅れてやってきて、バス停のところでUターンして出発です。先客が一人だけ乗っていました。料金は300円均一で、佐野市営の「さーのって号」というバスでした。なぜ佐野市営バスが足利市内で運行しているのか不思議です。

もしずっと歩いたら2時間半か3時間かかるところを30分で駅まで帰ることができました。電車が来るまでにソフトクリームを食べました。

今年で最も長い距離を歩いた記念日になるはずでしたが、想定外に早くの帰宅となりました(^.^)/~~~

2 件のコメント:

  1. お疲れ様、予想外の所からバスがやって来て乗れる。なかなか嬉しい事だっと思います。バスで全国を巡るマニアの話を先日TVでやってましたが、なかなか面白そうでした。

    バスは作る方で関わっていましたので、以前は見れば何処のメーカーの何型か直ぐに分かりましたが、最近はさっぱり分かりません。もう時代のコアでないな。と寂しく感じます。

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  2. さーのって号   

    気恥ずかしい名前では?

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