2009年11月20日金曜日

のびのびゆっくり火を放て!!

紅葉見物第五弾!!、これで予定している所のおよそ半分となりました。今日は埼玉県新座市野火止にある平林寺へ行ってみました。
「野火止」という地名が、なんかよい感じです。高校生の時、現代国語の先生は教科書の内容よりも無駄話ばかりしてまして、よく目を輝かせながら野に火を放つお話をしていたことが思い出されます、、、。
お寺の前にバス停がありますが、JR武蔵野線・新座駅から歩くことにしました。徒歩30分ほどです。こんなところに拝観料(300円)を取れるお寺があったとは意外でした。
平林寺は、永和元年(1375)に岩槻(現・さいたま市)に創建され、寛文三年(1663)に現在地に移転したそうです。臨済宗妙心寺派の別格本山で、禅の修行寺です。敷地は43万平方メートルあります。
東北自動車道の蓮田サービスエリアの近く、寺などなさそうなところに「平林寺橋」という交差点があります。それがなんとなく不思議だったのですが、ジグソーパズルの断片がひとつ収まったという感じがしました。
平林寺へと到着したのは、午前11時くらいでした。もうすごくいっぱい人が来ていて、半数くらいの人は大型三脚持参で、大紅葉撮影大会みたいな雰囲気となってました。どこへカメラを向けても、撮影中の爺婆ばかりです(^^;)
門前には、みやげ物屋や飲食店が軒を連ねているということもなく、もしかすると紅葉の時期でないときは、とっても静かな場所なのかもしれません。三千坪あるという大河内松平家の墓所も凄いものがあります。ひとつの寺に一大名の墓がこんなに残っているのは、全国的にも珍しいそうです。玉川上水から三割の水を引き込むなど、徳川幕府の手厚い保護によるところが大きいようです。
林泉庭という千坪ほどの回遊式日本庭園があるようなのですが、非公開なのが残念です。

1 件のコメント:

  1. ジグソーの一片が収まる、、、素敵な表現に拍手です。そうやって散歩を続けているんだな。とても羨ましいです。

    返信削除