2009年11月24日火曜日

板東に嵯峨の大井の面かけて

今年の紅葉見物地リストからは除外していた武蔵嵐山へと行ってみました。けっこう交通費がかかってしまうのに何度行ってもオオムラサキには出会えず、紅葉も特に良いという印象ではなかった武蔵嵐山なのですが、これまでに足を踏み入れてないところに紅葉の名所があったのでした(^^;)
シェル石油系のガソリンスタンドが、「入れてみて初めてわかる貝の良さ」と店に書いているのを見たことがあります。奥まで入っての景勝地でした。そんなわけで、紅葉見物第七弾!!は、嵐山渓谷周辺となりました。
「武蔵嵐山」という地名は、日本中の公園の設計などに携わった本多静六が昭和3年に埼玉県比企郡菅谷村にある渓谷を訪れた際、景色が京都の嵐山に似ていることから命名されたということになっていますが、実際に誰にどのように言ったのか、呟いたのか、何かに書いたのか明確にしている資料はみつかりませんでした。嵐山町に本多の銅像が建っているということもなさそうです。
与謝野晶子の歌碑がありました。「槻の川赤柄の傘をさす松の立ち並びたる山のしののめ」が彫られてます。昭和14年に訪れて、29首詠んだそうです。
標高178.9メートルだという大平山が嵐山町の最高地点だそうです。「山の神からは、嵐山町の市街地をはじめ180度の風景が一望できます」と案内看板に書かれていましたが、、、その看板を立ててから何十年も経ったのか、高木が生い茂った場所となっていて、ほとんど景色は見えませんでした。
今日は残念ながらの曇り空で、夕方からぽつりぽつりと雨も降ってきました。晴れていれば、もっと鮮やかな紅葉と渓谷美だったかもしれません。

1 件のコメント:

  1. これは絶景だ。思わずダウンロードしました。壁紙にします事をお許し下さい(^^)。
    やっぱり実物観に行きたいなぁ。桜も見ず、海も見ず、紅葉を見ずで年が暮れては、なんだか物凄く損してるような気がします(・・)

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